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近所のブドウ狩り

 大多喜町の会所北側に粟又というエリアがある。粟又の滝という紅葉の名所があるので、あるいはご存じの方も居られるだろう。その一角、県道178号線沿いに「ブドウ狩り」という看板があることは少し前から認識していた。土曜日に勘定奉行が寄ってみようというので、立ち寄ってみた。ビニールハウスではなく温室が並ぶ一角に駐車スペースの案内があり、車を駐め「ブドウ狩り」の矢印の方向に進むと、アルジらしき人が出迎えてくれた。
 こちらも、いってみれば同業者のようなものだから、さっそく色々な話が始まる。そこのオーナーさんは5年ほど前に定年を迎え、横浜の栄区から房総に転身し、勝浦に本拠地を構えて粟又と一宮に農地を得て農業をやっているらしい。ご主人は粟又と一宮で温室ブドウ、奥さんは勝浦で畑ということらしい。それにしても立派なブドウである。全く経験はなかったらしいが、5年でこんなものを作れるとはなかなか素晴らしい。ときどき顔を出すことにしよう。

ぶどうがり
    巨大なブドウ 甘い!
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雨台風の襲来

 大多喜町会所は大雨だったようだ。24時間雨量は100ミリを超えたらしい。直ったばかりの川水揚水システムは、また2週間ほど出番をなくすだろう。代わりに、沢水取水堰周りの整備が来週の仕事に加わってきた。しかし、はじめたばかりだから一般の年との比較もできないのだが、今年は沢水に随分頑張ってもらっている。農事用電力の基本料金は1500円/月程度(3KW契約)だが、1KW当り9円前後の従量料金は、今までの累計でも5000円も払っていないんじゃないかな。
 一昔前以前の先々代さんは、かなり高い米を作っていたという話もあちこちから聞こえてくるので、例年ということになるともう少し電気代が嵩む可能性もある。もっとも、ランニングコストはそれほどかかっていないが、農事用電力の引き込みやポンプ・配管の整備にかけた投資額は既に30万円程度になっているから、これと収穫量(400キロ以下)を見比べれば高い米には違いない。
 しかし、田んぼというシステムを何とか軌道に乗せることができたことは、本当にうれしい。このところ獣害対策に注力してきたが、台風という自然の脅威にはあまり備えをやっていない。一応水対策はやっているが、風による倒伏や柵の倒壊については、そうならないことを期待するしかない。この1週間はじっと耐える期間である。
 

ワナを仕掛けてきた(2組)

 実は土曜日の日に昼寝をした。お昼を食べたあと、昼一番に来る予定の電気屋さんを待つ間、涼しい風に誘われてゴロリと眠ったんだが、到着は2時半となり昼寝予定時間は大幅に伸びてしまった。翌日曜日は雨に降られて早上がりしたし、そんなことで今回の週末の仕事量は今までで最も少なかったんじゃないかな。そんな中で、電気柵の機能確保の仕事とワナを仕掛けることは何とかやってきた。日曜日に架設した2つめのワナの様子を披露しておこう。

ワナセット1

 
 塩ビ管のパイプの中に、螺旋のスプリングがぎっちり詰まっている。このバネの収納には随分な力が必要だった。このパイプ(30cm強)を土の中に垂直に埋め、踏み板に直結した留め金でスプリングを押さえておく。踏み板が踏まれたら、バネが解放されて踏み板を囲む形に置いてあったワイヤーの輪っかが締まる仕掛けである。

ワナセット2


 パイプを収める竪穴は、納屋に転がっていたパイプを利用してあけた。木槌で打込み、それを引っ張り出した跡の穴を使うのである。仕掛けたあとは、周辺の枯れ草などを上にかけてカモフラージュしたが、この辺は全く素人くさい仕事だ。ただ、台風で大雨が降るので臭いなどの人の痕跡は消えるだろうと期待している。
 昼寝の時間が多すぎて、2台とも弾かせたりはしていないので、うまく動くのかどうかは自信がない。次の週末は、一応楽しみということにしておこう。

ワナセット3
    実はワイヤーを固定するのは自分で打った杭、これはちょっと心配(イノシシだと)

電気柵は雨の影響も受けた

 会所では朝から雨、ちょっと気になって電圧を測ったところ、1000Vのランプまでしか点かない。やっぱりそうか、というところだ。海苔網(上に張ったもの)とワイヤーはなるべく離したつもりだったが一部で接触しており、網がぬれたことにより漏電が発生したものと思われた。大体においてワイヤーに接している部分は垂れ下がっている海苔網の下の部分だから、一回りして網の途中をつまんでたくし上げるようにした。
 この作業の結果、電圧は3000V以上に回復した。高圧の電気はかなり神経質なものであることを再認識した。が、いろいろ繰り返すうちにポイントは解ってくるように思う。充電電池は自動車用の鉛蓄電池だが、先週末の12.57Vから12.40Vに低下していた。この程度であれば充電の必要はなさそうということで見送った。

ハザがけ

 好天だった昨日は、あちこちの田んぼでコンバインが稲刈りをしていた。田んぼの中にポツンとシートをかけられた箱状のものがあるのは、次の出番を待つコンバインなんだろう。当方は、元からあったバインダーとハーベスターを、もう少し新しい中古機への更新を検討中だが、どうも時代遅れかもしれない。
 しかしどうせなら、バインダーで刈り取ってハザがけして天日干し、というやつに挑戦するのがいいだろうと考えている。今日は降り始めた雨が台風の影響で本降りになるというので、早めに出発して帰ってきたが、途中でハザがけしている田んぼを見かけた。車から降りて写真を撮ってこれから研究である。はざがけ2

やっぱり竹を切っておく必要があると思うが、当家は孟宗竹だから切った竹をがけから上げてくるのが一苦労だろう。
 できれば刈り取ったあとの田んぼに干したいんだが、害獣は平気だろうか。電気柵とワナの効果で答えが見えてくる。あと一ヶ月の間にやることはいろいろある。

はざがけ

侵入ウサギ

 昨夜、何度も見回りをしたうちの最後の見回りの時に、田んぼエリア内でウサギ(成獣)を見つけた。一番北の畦にいたのだが、用意していたパチンコを構えて近づくと、4号田んぼの中にジャブジャブ入ってしまった。周りから照らすが、一番密度が高く大きい田んぼだから、光も届かずに見つからずじまい。朝未きの4時ごろに目が開いたので再度見回りに行ったが、もう何もいなかった。田んぼエリアについては、道路側と屋敷側以外はほぼ完璧に囲ったつもりなんだが、一体どこから入ったんだろう。不思議である。
 

ポンプからの揚水パイプ


ポンプ1

 田んぼの水は、4号田んぼの水位が5cmほど下がっていたのみで、1~3号は沢水のみでまかなえていたようだ。かなりの大手術だったらしい農機具屋さんの直したパイプを確認し、ポンプのスイッチを入れた。快調に水は出ている。一応、3時間/日の設定にしてみたが、今日の分でほぼ満タンになった。
 
ポンプ15

ワナについて

わな


 一昨日、荷物が到着したときに手こずったコイルスプリング型のワナは、会所にきて電信柱にくくりつけて押し込んだら、何とか収まった。こちらのワナは40cm程度の縦穴を掘る必要があることから、今日は架装を見送り、もう一本のワナのみ架けた。
 

電気柵改良順調

 大体計画通り、トタンのすぐ上にピンチをとめていき、ワイヤーを通してつないでみると、電圧5000Vのネオンランプまで点灯するようになった。山の麓側全部のワイヤー(1段)をつないでも電圧低下はない。概ね狙い通りだ。
 先週の1週間、柵内に獣が入った形跡は見つからなかったが、電圧が上がったことで更に防御能力は上がったと思われる。明日は天気が悪くなりそうだが、できれば上の段のワイヤーも張っておきたい。

 新方式
   見にくいが、パイプ(トタンの上と最上部)にピンチをつけてある
   これにワイヤーを通す。

資材購入

 今朝の時点では帰りにホームセンターによって適当な絶縁機能部品を買うつもりだったが、朝の検討結果により百円ショップに方針転換。帰宅する経路で一番大きい百円ショップは伊勢佐木町のダイソーなので途中下車。伊勢佐木町もマツザカヤが店を閉めたから、ぽっかりと暗い部分ができてしまった感じがある。

イセザキ


 ユニクロの上にあるダイソーは4フロア600坪だから大型と中型の間といった規模の店だ。予定通りピンチ売り場に行くが、掴む部分の大きさや強さなどを吟味するとなかなか悩ましい。結局20分くらいかけて竿用のピンチ(12個入り)を選び、あるだけの7袋購入。あとは、電撃発生器のバッテリーカバーにするバケツ、スリングショットの弾になるビー玉などなど、なんと害獣対策資材の多いこと。
 結構買ったようでも2000円しないのは百円ショップのいいところだ。ちょっと驚いたのはこのお店、レジの時にバーコードリーダーでなぞっている。とうぜんレシートにも買ったものが表示されるが、百円ショップでは始めてみた。在庫管理や商品発注にはこれがいいのかもしれないが、いよいよダイソーも情報面の強化を図ってきたみたいである。なにしろ、ビー玉はメタリックタイプを買ったというどうでもいいようなことまでレシートをみればわかるんだが、必要なのかねえ。

購入品

揚水パイプ修理

 田植えと稲刈りのシーズンは、農機具屋さんたちは大わらわらしい。それはそうだろう、あっちこっちでうまく動かない機械や予想外の事態が発生するだろうし、どこでも兼業の仕事の休みに片付けるといった状況だし、天気が変わらぬうちにという感じだろうから、休みもなしで飛び回るんだろう。そんな状況の中で、パイプの修理をやったとの連絡が入った。もともと向こうにお願いした仕事の手直しとはいえ、ありがたい。
 
 今回のパイプ継手が外れた状況を考えても、やはり水理学的な素養は必要だとあらためて思いはじめた。そういえばそんなことは前にも感じたことがあるぞと検索すると、4月頃の「配水計画検討中」にまとめてあった。この頃はユンボを借りてやっていた田んぼの造成が一段落した時期で、田んぼ間を結ぶ用水の配管を検討していたときだった。実はここでの決定に問題があり、結果的に3号の畦が決壊するという事態になってしまったことは以前からの読者の方なら覚えておられるかもしれない。このあたりについては「畦崩壊の原因を調べる」のように分析して現在は手段を講じているから一応対策済だが、川からの用水経路配管については依然として問題は潜んでいそうだと感じている。
 塩ビパイプの継手は、接着剤を利用することにより一体になるように設計してあるというようなことを読んだたことがあるが、今回はそれを簡単に引っぱがしてしまうほどの圧力がかかったようだ。確かに高低差20m以上の75㎜ライト菅に充填された水が逆流するときの圧力は大変なもののはずだ。たまたま見ていたが、継手が外れて噴き出した水の勢いは、防災訓練の時に見た消防用ポンプの出力を軽く上回っている感じだった。管径が75ミリから65ミリ、更に50ミリと急激に小さくなるなかで、かなりの高圧になったことが高圧→継ぎ手はがれの原因だろう。
 ちょっと前に、崖上の揚水配管が割れたこともあったが、これは最高地点より田んぼ側の配管が垂れ下がっていて水が抜けないところへ水が下がるときの強烈な負圧が働き、それが繰り返されたためにライト管という比較的薄い管が耐えきれずに割れてしまったのだった。その延長で考えると、どこかで少なくともVU管に換え径もなるべく揃えるような改良も必要になる可能性がある。また、沢水経路の配管も今のままでは具合が悪い。それにつけても、水の流れについての常識は必要だ。
 以前ちょっと触れたこともあるが、農業という立場から水理学などを解く学問=水文学というものが勉強の対象としては適当という気がする。ということで、こんなHP[BONO's page]に一度注目したことがあった。やっぱり少し勉強してみるか。
 
 

絶縁性をあげる高圧ワイヤーの支持方法について

 いろんなことを反芻してみると、ワイヤーをネットに絡ませればいいというのはかなり安易な考えだった。このやり方だと、一応絶縁性はあるはずのビニロンのネットではあるが、百メートルある網の、縦糸との接点だけでも1万カ所というようなオーダーだし、線状に接触しているところもあるからワイヤーと接触する箇所は無数にあるといっていい。数千Vの高電圧だからリークする電流の総和は馬鹿にならないだろう。
 と考えると、少ないポイントでワイヤーを支持する方向で見直す必要がある。電気柵用の碍子も売られているが、当初は網に絡ませればいいだろうと安易に考えていたからよく調べていなかった。今は選んで注文している時間がない。いつもそうなんだ。今朝も電車の中で考えてきたが、プラチックの洗濯バサミがいいんじゃないかと思いついた。柵の支柱は一部に8分の晒し竹も混じっているが、基本は21ミリ径の農業用ポールである。これの適当な高さの部分をピンチで挟み、ピンチの穴にワイヤーを通せばいい。これで支持箇所数は30程度に激減する。場合によっては、ピンチをポールに接着したり、あるいはさらに絶縁性の高いものを挟んで性能を上げるということも可能だ。ピンチとワイヤーを結束バンドでつなぐとさらに絶縁性が高くなるかもしれない。このあたりは検電器でチェックしながらいろいろやってみるのが良さそうだ。となると、安くて種類の多い百円ショップで適当なものを探すのがいいだろう。
 また、先週末の段階ではワイヤーはトタン直上の1段に留めていた。網の上端のワイヤーを生かすと電圧が低下して降下がなくなるため止めていたわけだが、このような支持方法で絶縁性の確保ができて電圧が上がれば、猿よけの最上部ワイヤーも生かせるし、敷地全体を囲うことも可能になるはずだ。ということで、ワナとは別の防御対策も進展しそうである

今週末の作業(8/29~30)

 今週末は害獣対策がメインになる。電気柵については2000Vという低めの電圧を上げる工夫をすること、絶縁材の問題だ。もう一つはワナの架設である。今日現物が届いたので早速研究し、土曜日から使い始める。
 おっと忘れていたのが川水揚水パイプの補修だ。これについてはBLOG読者でもある農機具屋さんより連絡が入り、検討してくれるということで一応問題解決と考えている。
 イネについては、収量見通しを含めて状態調査をやってみたい。平米あたりの穂数調査が基本になる。コメ関係は作業の狭間だから、少し野菜に関わる作業をやってみる予定。勘定奉行は苗が育ったから植えたいといっているが、ちょっと時期的には早いんじゃないかと思う。

わな1
なじみのないこのタイプを外に持ち出し、スプリングをパイプに入れようとしたが、意外に大変。
スプリングを傷めそうなので、明るいときに再挑戦することにした。

わな2
これは狩猟免許でおなじみの形式だが、スプリングはかなり強力。
うっかりするとアッパーカットが飛んできそうだ。

デジカメ修理完了

 先日、神田のサービスステーションに持ち込んだデジカメが昨日返送されていた。28日修理完了予定ということであったから、まあまあ早い。こういうときは遅めにいっておいた方がいいようだ。
 これで、ワイシャツのポケットに携帯とデジカメを収めるという通常の状態に戻れる。少し嵩張るんだが、何かあったときにメモ的に撮るにはこうでないと具合が悪い。

電気柵の改良

 電気柵の電圧が期待したほど上がっていないが、この原因はビニロンのネットにステンレスワイヤーを絡ませるという安直な方法を採っているからだと思われる。今週末もワナを設置することをはじめとしてやることはたくさんあるが、電撃発生装置の裸の実力を調べていなかったから、まずそれからやってみよう。ワイヤーを接続するしないで電圧の差が大きければワイヤーの絶縁確保の手だてを考えなければならない。東急ハンズに行ったついでに適当なものを探したが見あたらなかった。何か考えなければ。
 
 今のところ当家の周りをうろついているのは鹿だと思われるが、イネも育ってきたしそろそろイノシシも様子を見に来るのではないかと思っている。鹿なら網をかじるくらいだが、イノシシに体当たりされたらひとたまりもない柵だから電気を強力にしておく必要があるだろう。

 しかし、野生生物が里に下りてくるのは全国的な傾向のようで、昨日のTVでは東北北部でツキノワ熊が降りてきたという話題をやっていたし、当HPからLINKさせてもらっている「四万十へ移住ブログ」にもイノシシがやってきた話題がかかれていた。季節もその時期にさしかかってきたから、これからが勝負の時期である。

収穫関連機器導入に伴う動力線引き込み

 ご近所から乾燥機(コメ用)と籾摺機をいただけることになった。かなりの図体であり、撤去と再据え付けは農機具屋さんにお願いする仕事だが、駆動用の3相交流が必要らしい。どちらも季節限定のものだから、すでに引き込み済みの農事用電力を使いたいところだが、これは灌漑目的に限られるし、そうでなくてもこの前測ったところでは既存のBOXから納屋の収容部分まで120m位あり、電圧降下を回避できるような大断面のケーブルを用意したり、毎回つないだりというのは非現実的といえるほど大変である。勘定奉行とも相談して、動力線(3相200V)を引き込むことにした。乾燥機が1KW弱、籾摺り機が1.5KWということだから3KWの契約が適当らしい。そうなると基本料金が3000円を超える。全く使わなければ基本料金は半額になるらしいが、それでも年間で考えると安くはない。
 当家のイネたちは元気に育っているけれど、どうも分けつの度合いが少ないんじゃないかと感じる。まだちゃんと数えてはいないが、一株あたりの穂の数が想定していた20本に達していないようである。目標にしていた10俵(600Kg)の半分くらいに留まりそうと考えているが、電気代だけでそのくらいの米は買えるんじゃないか、という状態である。まあ、そんなことを考えるより、育っているイネを害獣から守っていくことが当面のミッションである。

4号田んぼの状況 (8/23現在)

 4枚の田んぼのうちこれのみ田植機を使用した。手で1本ずつ植えた他の3枚に比べると随分いい加減な仕上がり(田植えレベル)で虎刈り頭のような感じだったが、イネが育ってくると結構大丈夫じゃないかという感じである。別の記事にも書いたが、今年は元肥をやらなかったこともあって全体的に分けつが十分ではないので、機械で何本も無造作に植えた4号の方が単位収量は高いような気がする。それよりも面白いと思ったのはあとで補植した部分(当初は深くて植えられなかった西側エリア)のイネがかなり追いついていることだ。記録によれば6/20頃だから1ヶ月弱の遅れだったが、立派な株になっている。4号のかなりの部分は先週末に出穂済だが、次の週末には補植部分も補を出すのではないかと思う。
 この頃は獣害対策に追われ気味で、イネの様子を十分観察できていないが、今年の経過を来年にフィードバックしなければならないから、もうちょっと意識して観察することにしよう。

便利な海苔網

 私が害獣対策ネットとして使用している「海苔網」について整理しておこう。これは名前の通り海苔を育てる場合に使用するものの再利用品である。当家では、おそらく先々代さんが設置したと思われる古い海苔網が所々にあるので、かなり以前から害獣対策として使われてきたものと思われる。私は木更津東IC付近にある直売所で買っているが、1枚(約20m×1.5m)当り250円である。網目が大きい(10cm角位)ため、対象獣によっては無力だし、使い方に工夫は要るが、うまく使えばコストパフォーマンスは高い。当家では、H=1.5mの目が細かい防獣ネットを基本にして、足下と上に各1枚ずつ海苔網を補助的に使ったりしている。上の網は飛び越え防止用であり、下の網はシカ・イノシシをなるべく近づけないためのものだ。
 春頃から時々買っているが、売り切れになっても次の週には補充される感じであり、なんだか無尽蔵にあるんじゃないかと思われる。完全に売り切れてしまったことを考えて、以前インターネットで調べてみたが、安くても500円前後、高いと1000円程度の価格で、これに送料が加わるわけだから、比べると今の250円は格安であり、店が開いているときに通りかかるとついつい購入してしまう。しかし、いくら買ってもどこかの穴ふさぎに必要と言うことになり、使ってしまうのである。

前の山に上がってみた

 以前から気になっていた前の山に上ってみた。道路の反対側から山は始まっているが、そのあたりは民地であり、モミの郷会所(分校跡)のあたりから国有林の中を縫う道を上っていった。道路は舗装の上にきちんと整備されており、おおむね木陰で涼しくてなかなかよい散歩道である。本当の目的は上から当家の田んぼや耕地を眺めてみたいというところにあったんだが、上った道は違う方向に向かっており、結果的に尾根の向こう、つまりもっと南の勝浦市側に出てしまい、本来の目的はかなわなかった。
 モミの郷にあった簡単な案内図によれば、太平洋や富士山も見えるということだったが、さすがに真夏の熱に炙られた空気はそこまでの視界を提供してはくれなかった。毎朝散歩をしているご近所さんたちはおそらくこの道をたどっていると思うのだが、ほかには利用者もいないんじゃないかと思うほど、静かな道である。季節によってはギンナンやタラの芽なども結構採れるんじゃないかと、ついついそんな考えも浮上する。
 山道の途中から引き返してきたが、先や分かれ道の向こうには勝浦ダムや麻綿原への山道が続いている。とても都会では味わえない自然にくるまれて歩く道である。

このあたりのことが書いてある地域情報は、こちら。

ルーキーハンターの心配ごと

 当面の敵はシカである。おそらくイネの苗を食べたヤツらであり、田植え後のイネもジャブジャブ入って食べていた、ネットを食い破ったり、私がみているときに隣のススキが原から入り込み追っかけっこをしたといった色々なことをやってきたシカたちは、もしかしたら我々の入植前から遊び場にしていて、自分たちの土地にあとからノコノコ入ってきたおじさんたちが一所懸命エサを作ってくれていると思っているんじゃなかろうか。
 これまで、共存というより我々の領域を尊重して山に帰ってもらおうと努力を重ねてきた。今回山側に設置した柵は、防獣ネット+トタン+電気柵+海苔網(上)+海苔網(下)という具合に5つの防御要素を組み合わせたものだ。でもヤツらはあきらめない。

 罠を仕掛けるとなると、いろいろ考えるべきことがでてくる。今回の大幅な柵の改修の前であれば、どこから入ってどのあたりを走り回っているかは見当がついた。実は当敷地内にもケモノ道は存在するのである。そのあたりに設置すればヒットの確率は高かったかもしれない。しかし今は、かなり状況が異なってきている。少なくとも先週1週間はこちらの領分には入っていないはずだ。きっとトタンを押し分けてはいったのが最後だろう。だからヤツらにもストレスがたまっているのである。
 どこにどうやって仕掛けるのか、それが最初の課題だ。おそらく近いうちにこちらの防衛線を突破してくるのは間違いないところだから、そこが一つのポイントになるだろう。続いて杭をどうするかという問題がある。ワナにかけても、そのワナ自体を固定しておかねば獲物はワナをつけたまま逃げてしまう。だが、仕掛けようという農地内には手頃な樹木などがないため、埋めた杭などで固定しなければならない。ケモノに気取られずにこういう仕掛けを埋めるのはかなりの難題だ。
 しかしやっぱり最も大きな心配事は、ワナに獲物がかかったときにどうするかだろう。猟友会に「とめさし」を頼む手もあるかもしれないが、自力で問題解決をする覚悟も必要だ。ワナにかかったシカに見つめられながら棍棒でぶん殴ったり包丁で一気にやるというのはチョットという気もする。一方では、シカ肉、イノシシ肉などにも興味はあるんだが。まあとにかく、にわか猟師にならなければ米の収穫もおぼつかない。

ルーキーハンターへの道

 いろいろ考えてみたところ、あまりのんびりしている状況ではないと思われたので、有害鳥獣駆除の申請をしようと大多喜町役場農林課に電話をかけた。この前のお盆休みの間に申請に出向けば良かったと思いつつの電話だったが、自身が狩猟免許を持っていて且つ敷地内であれば特に申請は不要、処分まで自分でやって下さい、との予想外の回答。だからもう、その勢いでインターネットで探した大分の販売店に、くくりワナを2組注文してしまった。その店のHPのAとCの2タイプを各1組である。どちらも踏み板を獣が踏むと、バネの力でワイヤーが足を縛るという仕組み。Cタイプはおそらく狩猟免許で触ったものと同じようだ。Aタイプは縦型でスプリングを使ったもの、こちらの方が反応は早いように思う。
 電話で注文して、一番良くかかるヤツを下さいと言ったんだが、ワナの仕組みより仕掛ける人の能力で決まりますよ、といわれてしまった。そんな質問をするヤツには獲れないよといわれたようなものである。ただ、敵も相当に執念深く手強いので、今週末から努力を重ねたい。
 
 

トビケラ-謎のヤドカリ状昆虫について

謎の生きもの」の続きです。

 これはどうやらトビケラの仲間のようである。ヤドカリのように貝に入り込むのではなく、自分で作った家に住んでいるんだから立派なものである。しかし、昨日すくったうちの1匹は家から出したまま田んぼに戻したが、彼は家なしでやっていけるのだろうか。
 トビケラという虫だが、どうやらいろいろな種類があるらしい。何であるかを特定するにはもうちょっとの調査が必要だ。

これも年中行事、川水揚水関係

 今回は時計もストップウォッチも忘れたので水量の計測は行わなかったが、お盆休み初め頃の大雨から日数も経過しており、今週は川水を入れようということで日曜日の夕方前にポンプをチェックして電源を入れてみた。ところが水はでてこない。藪の上からのぞいてみると、下のポンプ小屋のところで盛大に水が流れている、あーあ、というところである。


外れたパイプ
    写真はいずれも接着し直したあとに再度はずれた際のもの
 
 スイッチを切って下に降りると、古い縦配管と今回の水中ポンプからのパイプの継ぎ手部分が外れている。割れたわけではなく50ミリのVU管と45度のエルボーの接着部分が外れていた。接着剤を持ってきて継ぎ手をつなぎ、念のためにテープでぐるぐる巻きにして乾かし、SWを入れて水がでることを確認して問題部分の様子を見ていた。しばらくは平気だったが、突然同じ継ぎ手部分が外れてパイプの中の水が大逆流、これはものすごい勢いでそんな状況にもかかわらず良い見物であった。


外れたパイプ2

 
 当該箇所をまたみてみる。接着部分の表面は固く変質しており、溶剤で溶かす方式の接着剤ではもう高圧には耐えられないかもしれない。どうもつなぎに使っている50㎜VU菅が古かったんじゃないかという感じもする。外れた部分を無理矢理エポキシ樹脂で固めるか、このあたりのつぎはぎの継ぎ手を全部取り替えるか、撮ってきた写真を見ながらちょっと考えないといけない。私自身は別のつなぎ方を考えていて自作のつぎはぎ継ぎ手も用意していたのだが、実際には作業をした農機具屋さんの手配した資材で組まれたため、なかなか対策も考えづらいところだ。
 

かなり執念深いシカ(?)

 土曜日のワイヤー張りで電気柵の電圧が下がってしまったことは書いた。日曜日朝になって電気柵を点検したら、一部のワイヤーが伸びていた。「おかしいな、昨日張った時のチェック漏れだろうか」と思いながらそのあたりのワイヤーを張ってつなぎ直し更に進むと、なんとワイヤーが切れていた。さっきのたるみの原因はこれだったんだ。
 
 その場所をよく見ると、トタンにはひっかいたような泥足の跡がいっぱいついている。ネットには穴があいており、一部を食い破ったようだ。そのあたりの地面は乾いており、ちゃんとした足跡も残っていないが、きっといつもきているシカだろう。ロケット花火で追っ払ったり、パチンコ片手に追い詰めたりしたこともあるが、そんなことで諦めるならかわいいもんだ。土が乾いているから低下した電圧の電気柵の効果もさらに弱かったと思われるが、そうした状態の変化を抜かりなくとらえたわけだ。きっと毎晩中に入ろうと柵の周りを探って歩き回っているだろうと推察される。
 
獣の痕跡
  見えにくいが、トタンには足でこすった痕、網は一部かみ切られている

 土曜日には網の中段と最上段にそれぞれ高圧ワイヤーを張ったのだが、結果的に電圧低下をみてヤツらがやりやすい状況になってしまったわけだから、それらを切り離してトタンの直上の一本のみ通電させた。これで、十分とはいえないが2000V程度には上昇した。その上、網の外側の地面に海苔網を全部張ってみた。イノシシもシカも、蹄の間に網が入るのをいやがるから近付かないというが、もうやれることは何でもやってみようという感じである。

海苔網部隊出動
      海苔網を大量に投入する

 こっちも面白いからいろいろやってつき合ってきたが、この執念深さをみると籾が充実してくるこれからの時期をしのぐのは無理かもしれない。そろそろ罠を仕掛ける時期が来たかもしれない、まだ買っていないが。

これでもか
    これでもか、これでもか。 でも敵は諦めない

謎の生きもの

 ルーキー田んぼも、ようやく色々な生きものが住みはじめている。夜になると元気になるらしいハヤやドジョウ、エビなどは川からの人為的移住者だが、昆虫類は勝手にいつの間にか住み着いている連中たちだ。
 今週末はなんだか不思議な生きものを発見した。田んぼの底で草履のような物体がもぞもぞ動き回っている。網ですくってみると、裏側には出入り口があり、そこから細長い虫のようなものが体を出している。手のひらにとってみると、その中身は殻から出てしまった。

なぞの生物
 写真で、水の底に2つの殻が見える。水面に浮かんでいる虫らしきものが中から出てきた本体である。「田んぼの生きもの図鑑」でも判らないし、ただ今なんだか調査中。

今週末のまとめ

 具体的な内容は明日以降に書いていくが、2日間にいろいろなことがあった。基本的には害獣対策があるんだが、こちらがいろいろやると、敵もじっとはしておらず反撃に出ている。それと、そろそろ川水を足そうと思って久しぶりにポンプを動かしたら、揚水パイプの継ぎ手がすっぽ抜けてしまった。接着剤でつけ直したが、もう接着面が荒れているのか再びすっぽ抜けた。資材を調達して来週修理をしなければ。今日はもう起きていられない。ふう~~。

イネの現況 (8/22)

 「イネの生育はおおむね順調」の続きである。いちばん遅かった4号田んぼのイネも出穂し始めた、約6割程度。これで全ての田んぼのイネが穂を出したことになる。来週は好天が続くようだからちょうどいいタイミングだと思う。不揃いな状態が好天で直るといいんだが。

1号田んぼ
1号田んぼ


2号田んぼ
2号田んぼ


3号田んぼ
3号田んぼ


4号田んぼ
4号田んぼ


 
 

猿がきていたようだ

 昼前頃だろうか、山の下の電気柵の仕事をしているとき、上の方で何か鳴き声のような音が聞こえた。念のためにロケット花火を一発撃ってみたところ、同時に3カ所ぐらいの木の枝が揺れた。どうも猿が群れできていたのではないかと思われた。まるで偵察にきていたような感じだ。ロケット花火については、全長80cmの発射装置を作ったところ、かなり方向のぶれが少なくなり、有効になってきている。

電気柵の状態

 電気柵は稼働しており(電気風呂程度)、動物が入った痕跡は見られなかった。一応安心。自作検電器は、こちらにきてテスターでチェックしたら1個は問題があることが判明、残りの一個で調べてみた。明るいところではネオンライトが見にくかったが、2000Vと3000Vの間という感じだった。できれば5000Vのランプが点くぐらいならいいんだが。
 前回はトタンの上15cm位のところにワイヤーを張っただけだったが、今日は網の最上部に高圧のワイヤー、その下に接地線をはってみた、猿対策である。ところが、このあと検電器でチェックしたところ、電圧が1000Vまで低下してしまった。ワイヤーは、特に絶縁について意識せずビニロンの網に絡ませているだけだが、これではリーク電流が多いようだ。3000V以上を目指して手直しを薦めなければならないようだ。

検電器
  これで一応見当はつくが、デジタルボルトメーターが欲しくなった

次の野菜準備中

 まだちょっと早い気もするが、畑奉行はポットで苗を育て始めた。ものとしては、ブロッコリー、キャベツ、白菜、ミニ白菜、水菜もあったようだがそんなところだ。向こうで芽は出させたが、管理の都合上横浜に連れてきている。ほぼ生えそろったが、数は少な目と思われるので、株数を数えて配置を考え時期をずらして追加する必要がある。どうもこのあたりから計画的にやっておかないと、つぎはぎだらけの畑になって、この前のように二台の耕運機できれいに畝を作るなんていう効率的な仕事を持ち込めなくなってしまうのである。畑の区画設定も必要だが、当初130平米ほどの大きめの区画で始めたジャガイモ畑も、いつの間にか混乱状態になってしまった。再発防止のために無計画な動きには目を光らせる必要がある。そういえば、イネのはざがけも獣害対策からは田んぼのエリアを避けたいところだ。その場所も確保しなければ。

苗


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ルーキーファーマー

Author:ルーキーファーマー
房総半島大多喜町に山と耕作可能地が揃った素材を購入し、2009年初めから畑と田んぼを作り、半田舎暮らしとほとんど経験がなかった農業を始めた。2010年には農業従事者として認められ、農地も自己所有となる。更にご近所の畑を借り、規模を拡大して農家の仕事にあたっている。コメも野菜もやっており、週末農業の限界も感じていたが、2011年末に40年続けたサラリーマンを辞め、専業農家に脱皮した。農業以外には、定年世代の方々に帰農を勧める活動、子供に自然体験をさせること、農業体験を希望する方への協力などを推進していく。この辺りにご興味のある方は当BLOGにコメントなどで参加して下さい。

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