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農業用機械

いつの間にか、というかステップバイステップだったが、
農業用の機械はいろいろ増えてきている。
田畑合わせて3反歩くらいを週二日だけでやっていくとなると
このくらいの機械がないと厳しいと思う。

機械2

手前左側は運搬車である。これは先代のハーベスターの腰から下を利用し、古い運搬車の荷台を載せたもの。やっぱりこれがないと農業は厳しい。
手前右側はバインダーである。これも2代目で、ハーベスターと一緒に中古で購入。1条刈りだが、稲刈り能力はなかなか高い。こちらの田んぼは小さいので十分。
右側に先端部が見えているのは乗用耕耘機、ヤンマーウルトラポチ。先々代さんの残したもの。小型の手押し式耕耘機をあとで追加購入したが、乗用は楽ということがよくわかった。

機械1

一番手前に小型の耕耘機がちょっとだけ見える。比較的最近中古で購入した。耕耘能力はウルトラポチに比べると劣るが、アポロというオプションを取り付けると畝たてができる。2台を組み合わせて畑を作っている。
そのすぐ向こうは田植機だ。春に使ったときは能力に疑問をもった。抜けが多かったから。それに曲がるし。しかし、収穫段階になると全くそんなことは問題とならないことが解った。こんなもんでいいよ、の見本みたいな機械。
左はコンバイン、脱穀機である。元々あったのだが、農機具屋桟のアドバイス(もう使えない)に従って、中古を購入。まだ使えたかも知れないが、運搬車で引き続き働いている。
奥の右側は籾すり機、奥の左側は乾燥機だ。この2台はご近所桟の不要品をいただいた。ありがたい。天日干し原則だが、今週から来週のように秋雨前線に占領されると乾燥機の出番があるだろう。この2台は三相交流で動く。なかなか強力な機械だ。

あとは軽トラックが揃えば大体一通りというところだ。
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来年に向けた田んぼの課題

 慌ただしく作った割に田んぼのシステムはそれなりにうまく機能して、とうとう本当の米を作ってしまった。しかし、獲れたといっても標準的な単位収量に比べるとかなり少ない。冷静に考えるといろいろと改善しなければならない問題の所在に気づく。そうしたことを整理して、この秋冬の間に片付けなければならない。
 
 まず第1の課題は、田んぼの土と肥料の問題である。これは一見別の話のようにも思えるが、一応有機栽培にこだわっていることもあり、この2点を関連した話として受け止めて検討するつもりだ。 第2には田んぼのレベルの問題がある。3月下旬の造成工事のあと、結局4月いっぱいは田んぼを水平にする作業に追われたが、不十分なままで田植えに突入し、後々の問題につながった。半年間の湛水で土も動きいくらかは改善したと思うが、確認して不十分なところは直さなければいけない。第3は田んぼの平面的なレイアウトの見直しである。4枚の田んぼの周囲には無駄なスペースが多い。また畦もガタガタであり、畦を歩くのはいささか苦痛だし、畦ももっと綺麗に狭くして田んぼの面積を増やしたい。第4はその畦である。3号の畦は2回決壊しているが、無駄に広くて整形でないことに加えて弱いという弱点もある。造成時にさかのぼると、ユンボで盛り上げただけに近く、転圧などをちゃんとやらなかったところに大いに問題がある。そのあたりをきちんとやり直さねばならない。第5は配水計画、ポンプには結構泣かされた。ただ、雨がかなり多かった今年は、電力を使って川の水をくみ上げた量は1割程度で済んでいる。毎年そうはいかないはずで、沢水の安定度を上げる工夫がいる。第6は害獣防止計画だ。これも苦労の連続だった。植える前の苗の段階で上部を食われたり、植えてからも食われたり倒されたり、シカには泣かされた。これをなくすと稲もかなり健全になると思う。
 
 もちろんこうしたこと以外にも問題はある。たとえば苗の作り方、田植えの時期、中間で水を抜くのか、刈り入れ前の落水のタイミングはいつ?。こうしたソフトも課題だがとりあえずはハードの問題点を整理する。

                                   つづく 

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猿の話題

 当家でも何度か猿を見かけたが、作物のエリアには入ってきていないはずだ。が、田んぼの向こうの山や藪まではきている。しかし、ご近所さんには当たり前のようにやってくるようだ。しかも、来るだけではなく持って行く。当家より奥の家々ではカボチャが根こそぎやられたらしい。次は当家だといわれていたようだが、実際には来なかった。どうやら草ボウボウだったし、何年も耕作していなかった土地だから気付かなかったんじゃないか、ということになっている。おかげで当家のカボチャは無事収穫できた。

 しかしサルに関する話題は結構多い。カボチャにしてもどこかのお宅では1個だけ残されていたことがあったらしいが、それはどうも3個しか持てないため渋々残りの1個を置いていったらしいとか、米を食べるとき、田んぼのそばの濡れているところに藁を敷いて座布団のようにしながら食べたあとがあったとか、なかなかおもしろい生態は伝わってくる。だが、やられる方はたまったもんじゃないので、電気柵は24時間体制で稼働させている。サルは昼間に現れるのである。

 田んぼについていうと、一度書いたことがあるが当家から1キロほど離れたところは、数十匹のサルの群れにやられて1枚全滅とか、ハザがけしてあった稲の束を小脇に抱えて山を登っていく様はかなり頻繁にみられるらしい。今回はハザがけした稲束の大半には網をかけてきたが、一部何もやっていない束もあり、どうなるかは気になっている。

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米ができた、としみじみ思う

実り


 真夏の頃には田んぼの方に出て行くとスズメの群れがパーッと飛び立ったものだったが、収穫時期が近づくにつれその姿を見なくなった。だから、黄色くなった田んぼに防鳥ネットを張るのも1号の半分だけで済ませた。どうもうちの米は美味くないんじゃないかという気掛かりが心の底にはあった。

 ところが、刈りとって天日干しをして待つ間も惜しく脱穀などの一連の作業を終わらせて食べてみると、自分でいうのも申し訳ないが相当美味い米であった。本当のところは、今まで食べた米の中で最高だと思っている。田んぼでのできあがりは、ちょっとヒョロヒョロッと貧弱で栄養不足に見えた。そりゃそうだ、ずっと草原で放置されていたということで肥料は入れられず草よけの米ぬかを撒いた程度、農薬はゼロという環境で稲たちは水と日光のみで米を必死で作ったんだろう。

 このところ、ご近所さんたちも以前にも増していろいろ気にしてくれる。何も知らない素人が一所懸命やっているけれどうまくいくのかねえ、という心配や興味もあったはずだし、そんな中でよくやったと思ってくれていることも間違いはないだろう。それはとてもうれしく感じてはいるが、やっぱり稲という不思議な植物がすごいと思う。苗の育て方のミスにより、今年はプロの4割程度しか獲れないと思うが、それでも稲たちはずいぶん健闘したと思う。そろそろ来年用の籾を取って子孫を残す手伝いをしなければ。

 まだ米になったものは4分の1程度、今週末は先週刈り取ったやはり4分の1を脱穀して玄米にしたあと、残りのほとんどを刈り取るつもりだが、どうやら天気が悪そうだ。イノシシは確実に狙っていると思われるので、ぎりぎりの状況の中で柔軟な対処が必要そうだ。(また休みを取らざるを得ないかも)

収穫

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獣害と稲の生育の関係

 刈り取りをやっていると、田んぼの中にはかなりの獣(鹿と思われる)の足跡がみられる。苗が若いときには食害があり、苗の上部が食われてしまったから影響はなしではなかったと思う。比較的新しい足跡のあたりの稲は、生育が進んでいるから食べられたような跡はないが、傾いたり倒れているものが多い。さらにいうと、そうした稲たちは分けつ数が少なかったり、早く黄変していたりと元気がない。
 電気柵を設置したお盆休みの頃から以降、鹿が柵内に立ち入った痕跡はないと思っているので、足跡はそれ以前のものだと思われるが、田んぼの中を歩かれただけでも被害があることが実感できた。確かに穂が出てからあとい草取りのために田んぼに入ると、細かい根が重みで切れるようなプチプチとした感じが長靴の底に還ってくるが、根を強くして切らないことが稲の生育にはとても重要に思える。南北問題の結論とも関連する。

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田んぼの南北問題、別の原因

 今度の週末は、勘定奉行の友人(横浜のご近所さん)に同行してもらった。千葉の農家出身の人で、農業に関わるいろいろな知識が豊富、知識だけではなく行動派だから今回も稲刈りや畑仕事に大活躍してもらった。
 田植えの時にもきてもらっているが、イネ刈りをしながらできばえをみて「南側は土が硬かったよ、だから根が張っていないんじゃないの」、とのことだった。地山を削ったんだから養分がすくないと思っていたんだが、確かに土が硬くて根が発達しなかったという指摘はそれも正しそうだ。ウルトラポチでまんべんなくかき回したつもりだったが、削ったところと盛り土のところでは堅さが違って当然で、根の張り方も変わってくるだろう。ただ、元気なイネなら硬い土でも根を張っていくと思うので、これは苗の作り方に関わる問題もあると思われる。
 南側が北半分よりもヒョロヒョロで、たいしたことがない風で倒れてしまったという南北問題の理由は、これでほぼ理解できた。すなわち、南から北に下がっている斜面を棚田状にしたため、田んぼの南側は削られて地下の土が現われたため、堅くて養分がない状態となった。反対に北側はそれまでの草原の表土を持った形となり、養分を含む軟らかい地盤となっていた。堅いためか養分がないためか、あるいは両方が原因となって根の発育が不十分となり、結果的に葉茎の生育も影響があったと思われる。
 

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1号前池の状態(9/27)

 1号田んぼに水を張り始めたので、前池と1号は再度つながった。田んぼ側は耕耘してワラを入れ、さらに鶏糞もぶち込んであるので満水にはまだ時間がかかる見込み。水奉行意見では、干上がったらドジョウは穴を掘って生き延びるとのことだが、▲20cmくらい耕耘したから、ドジョウが潜っていてもミンチになったに違いない。卵なら可能性はあるが、孵化の時期はどうなっているんだろう。
 池の中には、いずれも数は確認できないがカエル、エビ、ドジョウ、アブラハヤ、ミズカマキリなどが棲息しており、少なくとも来春までは平穏な生活を送れるようにしてやりたいが、湛水状態の田んぼを狙って渡り鳥やアオサギなどがやってきたらそうはいかない。また、ちゃんとは測っていないが、池がかなり水を吸っている可能性はある。沢水の配水やため池の計画も検討する可能性が高いので、そうなるとまたまた状況が変化し、住民たちにはつらい秋冬となるかもしれない。

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精米機購入

精米機


 田舎のあちこちにはコイン精米所がある。当然大多喜町周辺にもいくつかあり、すでに2カ所を利用したが、どうも管理状態には問題がありそうだ。構造上、前の使用者の米が若干だろうが残っていることも気に入らない。ここまで育ててきた米をそんな目に遭わせるわけにはいかないので、勘定奉行とも相談して精米機を購入した。循環式というタイプで容量は1斗(15キロ)のもの。昨日は10キロほど入れて動かしてみたが、30分ほどできれいな白米になった。当家は、収穫量としてはたいしたことがないから、この程度のもので十分と思われる。
 
 

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横浜直売所 (9/28)

先週はお休みしましたが明日は通常通り開店します。
ただ、夏野菜が終盤を迎えていまして、品物は少なめです。
キュウリ、オクラ、ピーマン、3尺ササゲ、ナス、水菜(間引きしたもの、柔らかく生で食べられます)
そんなところです。

なお、無農薬・有機栽培・天日干しのお米を販売することにしました。
土曜日に刈り取った米を天日干し中ですが、
これを来週末に脱穀・籾すり・精米しますので、10/5以降のお渡しとなります。
価格は ¥600/Kg です。

ご希望の方は直売所にて予約をお願いします。

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1号田んぼ、再注水

1号再注水


 冬の間湛水する予定の1号田んぼには、再度水を張り始めた。藁についてはいろいろご意見もいただいたが、一応そのまま水に浸けることになる。左側の草ぼうぼうの畦か、その更に左の通路に置くことも考えたが、このあたりは1号田んぼの拡張を考えているところであり、結局動かさずにそのまま水を張るという安易な方向となった。左の斜面の下まで田んぼを広げると、100平米くらいは増えることになる。この冬にできるだろうか。

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田んぼの裏作、準備中

3号畑完成


2号と3号田んぼは、冬の間も畑として働いてもらう予定。稲刈りがすんだばかりだが、3号田んぼに鶏糞堆肥を撒いて畝たてをした。本当は南北の畝を作りたかったのだが、畝たて中のUターンはかなりの重労働であるため、東西に配置した。その結果50m以上という長い畝が出現した。種を播いたり間引きをしたりという作業はかなりかなりの持久力を必要とする仕事になる。畝たてはポチで耕耘したあと、小型の耕耘機に手前に置いてある「アポロ」というアタッチメントをつけて行うのだが、これが結構重労働で曲がろうとする機械を必至にまっすぐ向けようと力を込める必要がある。(新米だからかも知れないが。)画面の右からやったのだが、次第に集中力がなくなっていく様子がにじみ出ている。来週末は2号田んぼの畝たてを行うスケジュールである。

3号堆肥撒き
  微速後進する運搬車から堆肥を落として撒く、最後は上に乗って落とす。

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門扉の害獣対策

 落花生を掘り返した憎きヤツは、そばに埋めてあった生ゴミも掘り返していた。その状況を見るとかなり穴掘りにかけては優れた腕前の持ち主と思われる。以前そばの道路で見かけたアナグマの可能性が高い。また、付近の家ではハクビシンの被害も出ていることから、その可能性も否定できない。
 どちらにしても門扉の縦桟の間隔ではすり抜けてしまうと思われるので、下に畦波板を貼り付けた。なお、片側は扉の下に隙間があることから、その部分については更に下げてみた。ただ、その上は抜けられるかも知れないので、次回は有刺鉄線を巻くことにしよう。

害獣対策門扉

 
 落花生は元の畑から移植したため、3カ所に分かれている。やられたのは中でも一番出来が良さそうだったところだ。敵も様子をよく認識していると見える。しかし、やられたところだけの対処では他がやられそうなので、3カ所とも網をかけた。落花生を沢山収穫するというのがかなりの楽しみだったので、こうなると意地も出てくるのである。

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会所農場 9/26

 まだイネが残っている田んぼを抱えている農家としては常に心配で、わずか2日離れただけだが到着まで「大丈夫だろうか」と思いながらの道中である。今日のアクアラインは海ほたるのあたりでちょっと流れが悪くなっていた他、木更津東IC出口が信号3回待ち、いつもよりちょっと時間がかかった。
 到着後まもなく、いつもの農機具屋さんが懸案だった乾燥機のバーナーを持って登場、チェックの結果バーナーに異常はないとのことで再組み立てし、一応動作OK。あとは、ハーベスターの壊れていそうな部品を持ち帰る。これはなくても使えるとのこと。

 さて、農場内は異常なし、ワナも弾いていない。と思ったが、畑の方をチェックすると落花生畑に異常あり。どうも小型の獣が掘り返して食べたあとがある。おそらくハクビシンではないかと思う。落花生については、最初の畑で食害に遭い、引っ越ししてからは健やかに育っていただけに、これは困る。


落花生被害

 
 結局落花生には網をかけ、ハクビシンやイタチなどは通り抜けられる門扉の下の部分を畦波板で塞ぐという緊急対策を行った。
 
門扉ガード


 田んぼの関係は、2号と3号の半分を刈った。1回目よりは若干広い面積だが、どのくらい獲れるだろうか。オダガケの長さでみる限りは若干長い。前回刈り取っておいた古代米はハーベスターで脱穀した。30キロくらいはあると思っていたが、25キロと予想よりは少なめであった。機械についてはもう大体慣れて問題はない。

運搬車満載

 前のハーベスターの再利用品、運搬車はよく働いている。刈り取った稲束を山積みにしている。椅子を刺し板にすると山盛りも可能。

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結構大変な米作り(5)米選機

米選機


 籾摺り機から出た玄米は、色々な不純物が混じっている。割れた米や小さい米、未熟な米や藁の切れ端などである。これを回転式のふるいに通すことにより、ちゃんとした玄米のみにする仕掛けである。当家に元からあったものがそのまま使えた。100V駆動であり、仕組みは非常に簡単。玄米を入れて出てくる選別された玄米を受けるだけ。
 この前は、3畝分(籾で100キロ、普通より少ないが)を処理して、14時から19時までの5時間を要した。乾燥機をはさむと、時間は大幅に伸びると思われる。これ等が一通りの処理、この後には精米機による精米という作業が続く。当面はコイン精米所を使うつもり。
 
 農機具屋さんから指摘があったが、籾摺り機の出口が米選機の入り口の上にくるように機械を配置すると一度でできますよ、というもの。なるほど確かにそうだ。
 

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結構大変な米作り(4)籾摺り編

籾すり玄米


 手順としてはこの前に乾燥機が入るが、まだ使っていないため籾摺り機について書く。これもなかなか強力な機械である。ハーベスターから出てきた籾は、当然籾殻を着ているし藁くずなどもかなり混じっている。これを、強力なモーターで駆動される1対のゴムローラーと強力な送風機ではじき飛ばして籾だけにするものだ。先々代さんは万石式という骨董品的な道具をヤンマーのディーゼルエンジンで駆動して籾摺りしていたようだが、今回ご近所さんからいただいた比較的新しい機械に職人技は要らないようだ。機械に貼ってあるラベルの指示通りにやるとどんどん玄米が溜まる。代わりにアラヌカ(籾殻など)が吹き出してくる。家の玄関と納屋の前になる中庭は、籾殻などが散ってもOKの作業場に早変わりする。
 この機械については、最初に1対のゴムローラーの間隔をセットしてしまえば、あとは籾を流し込むだけだ。ただ、終わるタイミングがよくわからない。玄米がほとんどでなくなってから「残米」の取り出しという操作をしたが、これでいいのかどうかはちょっとわからないので、今度農機具屋さんに聞いてみることにしよう。あと、米が中に残っているような感じで、最終の掃除の仕方がよくわからない。これも確認事項。当家の場合、今年はコシヒカリと古代米(黒米)、来年はこれにモチ米が加わるので、混じらないようにしなければならない。
 

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3号の南北問題

3号の南北問題

 古代米を刈り取った3号田んぼでは、残り西半分の稲(コシヒカリ)が断面的に見えている。そこでは以前書き込んだ「南北問題」がはっきり現れていた。南側(写真左側)半分の稲は、葉茎がすっかり黄変していて「もう籾には養分を送れないよ」という感じである。北側は、葉や茎自体しっかりしているし、まだ青くて籾に養分を送り込んでいるようだ。前の「南北問題」では、当初の土壌中の養分の差を原因としていたが、この状態を見るとその結果として根の発達度合いも異なり、南側は台風の影響などで根が浮いたりして活力の差ができたんじゃないかと思う。土を削ることがほとんどなかった4号では南北格差はほとんどないので、来年は全体が右半分のように健全に育つと期待している。
 

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畑への水やり

 SWの前半にタネを激しく播いた。空いてくる田んぼの裏で作るものの準備である。ほうれん草などの葉物は直接播くため、今回は白菜やキャベツなどが主となる。通常は水撒きなどしてはいられないのだが、発芽時期はそうはいかないので水をやる。しかし、100坪もの畑に水を撒くのはちょっと骨が折れる。何でも出てくる納屋の中を探すと、ブリヂストンの名入りの水槽(パンク直し用)が見つかったので、これを運搬車に載せて水を入れ、畑のそばまで持って行った。
 これはなかなか便利だが、途中には登り坂もあってエッチラオッチラ動く運搬車の振動と傾斜で半分以上入れるとこぼれてしまう。それでもバケツ10杯分くらいは入るので有効である。この畑、耕地の中では最も高い位置にあるのだが、沢水はこのあたりから敷地に入っている(らしい)ので、この冬のインフラ整備でこの畑にもため池を作ることを考えよう。

給水車

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結構大変な米作り(2)脱穀編

ハーベスター


 ハーベスター(脱穀機)については、当家ではバインダーとセットで買った中古品を使う。届いたときに農機具屋さんから簡単なレクチャーは受けたが、ほとんどぶっつけ本番で、やってみたら何とかなったというところである。稲束を入れると藁が反対側に出て、籾が出口から出てくるという割合と単純な仕掛けだ。何も知らないものだから、藁束を機械に入れるオペレーターの他に、藁束を機械のところに運ぶ係、束ねているひもを切ってオペレーターに渡す係、とれていない籾付きの穂を探し出す係、合計4人がかりでワイワイやったが、あとで農機具屋さんから、ひもで結んだままの方が楽ですよというアドバイス、なるほどそれなら2人でもいけるかもしれない。
 まあまあ順調に作業が進んだが、籾が外せないものも多少はあった。他よりも短いものが不具合となりやすいようだ。藁束をわざわざばらしたから、斜めに入ったものがうまくいかなかったりすることもある。次回は束のままやってみるが、状況は改善されるだろうか。色々な田んぼをみていると、時々藁束を塔のように積上げているところがあるが、あれは束のままハーベスターを通して出てきたそのままを積上げたのだろう。そうしておいて、堆肥化が進んでから田んぼに撒くのがいいかもしれない。
 
 作業のタイミングとしては、天日干しの稲藁の乾燥状態に左右される。一般には1週間から10日といわれているようだが、雨や風などの天候で左右される。この間は、台風が本州の遙か沖合を通り、強い日差しと乾いた強風があったので早く乾いた。ご近所さんに聞いたところでは、手で掬って全く引っかからずにサラサラと落ちるようになれば乾いているということだが、見極めは簡単ではない。今回のロットは、理想的な乾燥状態よりは少し高めだったのではないかと考えている。この場合、虫がつきやすかったり、品質の劣化も早いようだが、美味さという点では少し勝るというのがご近所さんの意見だった。乾燥機がちゃんと機能し始めれば、どんな状態でもターゲット(15%位)まで自動的に調整できるということだから、それに期待しよう。
 
 温度や湿度の影響は受けるが、籾の状態が保存には適しているようだ。当家の場合、自身や郎党の自家消費や直売所での細々とした販売ということになるので、後工程まで一気にやるかどうかは、考えながらということになる。
 
 中古で購入したハーベスターは、一応問題なく動いている。ただ、袋を2枚吊しておいて一杯になったら切替えるという仕組みはうまく動かない場合があった。もっとも、寄ってたかってやっているから、誰しも袋はのぞいてみるし、一杯になりかかっていると本能的に高いところを均してしまうから、機械任せを徹底する必要があるかもしれない。切り替えの時のブザーも鳴りっぱなしの時があったが、止め方もわからない。何かのきっかけで止まったが、このあたりはどうも機械との意思疎通は十分にはいっていない。

不具合らしき箇所


 そんな中で色々チェックしていたら、どうも壊れかけになっているような箇所が見つかった。写真中央部のドラムの中心軸に止まっているはずの左右に走っているアームが下に垂れ下がっている。軸に嵌るはずの円筒状の部分が欠けているように見える。今度の週末にまた引っ張り出して使うが、問題がある故障の場合は、このBLOGを定期的にチェックしてくれている農機具屋さんから連絡があるはずだ。

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結構大変な米作り(1)稲刈り編

 今回の休み(6日間)の間に稲刈りを2回、脱穀・籾摺りを1回やった。必要な機械は揃ったので、それをつなぎながら仕上げていくのだが、なかなか大変な作業である。

籾摺り機


 当家の稲刈りスタートは「バインダー」から始まる。小型の手押し車というボリューム感のこの機械は、並んでいる稲を順次刈り取って、ある程度まとまったら麻紐で縛って脇に置いてくれる仕組みだ。紐のセット方法は聞いていなかったので、何かトラブルがあると困るなと思いながら使ったが、そのあたりは全く問題がない。田んぼに凹凸がなくてまっすぐ植わっていれば実に簡単に束ができていく。しかし実際にはそうなっていないのが世の常だし、乾きが悪くてぬかるんでいるとたちまちタイヤが沈み機械は曲がりたがる。がんばって直そうとするが、何本かは踏んづけて泥だらけになったりしてしまう。また、倒れかけた稲も刈れないことがあるし、刈れても茎の長さが短くなって穂の位置がずれ、後の作業の時に支障ができる可能性がある。ということで、これまでの2回についてはバインダーに因らないトラブルで余分な時間が必要になった。もともと端や角は手で刈る必要もあり、機械で刈れたのは3分の2といったところである。
 手で刈る作業が並行するが、紐で結ぶことが結構厄介である。今回は最初でワラがなかったため麻紐を使ったが、どうもワラでやった方が後々の緩みもなくていいような気がする。麻紐で結んだ束は干しているときに緩んでかなりの穂が下に落ちてしまった。機械と人のどちらが上手かはまだ判明していない。今週末から人の方は稻わらに変更してみる。
 
 稲を刈った後は連続動作で干すことになる。コンバインという機械ならば刈り取り後脱穀して籾のみとし、ワラはカットして田んぼに播くらしいが、当家ではそこまで進歩していない。まあ、天日でゆっくり干してうまい米にしようとこだわっているわけだが、1反5畝を何回に分ける位の小規模農家ならともかく、何町歩も持っている農家ではちょっとこんなことはやってられないな、というのが後のプロセスも含めてやってみた感想である。
 干す仕掛けだが、「オダ掛け」とか「はざ掛け」など、地方によって固有の呼び方があるようだが、竹や木で物干し状の頑丈なものを作り、それに稻束をかける。当家の場合は、最初の3畝分についてはフェンスで代用したが、その次のロット(150平米程度)では、竹を組み合わせてオダを作って干した。棚とする竹はかなり太いものにしたので、稻束は広がって紐が締まり抜け落ちる稲が少ないようである。これで適当な時間干すことになる。1番目のロットは、18日に刈って21日の午後から脱穀作業にかかったから干す期間は短かったかもしれない。天候悪化への懸念、人手の確保、早く食べてみたいなどがあったため早めに刈ったのである。いただいた乾燥機があるんだが、灯油バーナーが点火しないため修理中で今回は出番なしだった。
 
 稲刈りの第1段階はこんなところだ。タイミングだが、田んぼがちゃんと乾いていればあまり問題はないと思う。タイミングといえば、刈り取りよりも前の「落水」のタイミングの方が微妙で素人にはわかりづらい。これについては、一通り収穫とそれのあと作業が終わった段階でとりまとめて書くようにしたい。
 

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ウルトラポチのトラブル

 田んぼの後処理にウルトラポチを引っ張り出す前に、前から気になっている音の原因を調べてみた。その音は「がらがら」「ジャラジャラ」というようなもので、エンジンがかかっているときに出ていて、ミッションやクラッチのポジションや操作とは無関係なので、ベルト周りのカバー類かなと思いながらあけてみると、マフラー(消音器)のカバーが発生源であることが判明。何本かのボルトでエンジン本体に取り付けられているが、ボルト部分のカバーが何カ所も裂けていた。金属製カバーの板厚が薄すぎるのだろう、きっと試作段階で熱害が出て検討不十分のまま取り付けたといったところだろう。

マフラーカバー
    これはボルトを全て外した状態、これではとれず結局マフラーを外すことになる
 
 最終的にはマフラーをエンジンから外し、ちぎれかけたカバーを取って、一応すっきりした。当然熱対策のために取り付けられているものだが、ボディのカバーには簡単な遮熱材が貼り付けられているので、そのままカバーをして3号田んぼの耕耘を始めた。すると、なんだかガソリン臭い。アフターファイヤー(燃え残りのガソリンがマフラー内で発火するときの音)が激しいので、燃え残りのガソリンが臭うのかと思いながら一段落したときにカバーを開けてみたが、どうやらこもった熱がガソリンタンクを暖めていたようで、ガソリンゲージのパイプには泡が見えた。もう少しでかちかち山の狸になるところだったかもしれない。

coolit.jpg

 
 そこで思い出したのが「Thermotec Cool It」という不思議な遮熱用のベルトだ。以前乗っていた「スーパーセブン」時代に排気管に巻き付けたテープの余りを捨てずに取っておき、おまけに会所の家まで持ってきていたのが役に立ちそうだ。しかし、こんなものをヤンマーの12馬力エンジンに使った酔狂な人間はいないだろう。こちらは酔狂ではなく、今田んぼの起しに使いたいという実用的なニーズなのだが。ぐるぐる巻き付けてステンレスのバンドで締めるという手順は、ずいぶん前にFORD KENTエンジンの排気管をグルグル巻きにして以来だった。巻き終わると、包帯に巻かれた頭のような不思議な物体ができあがった。

ぐるぐる巻き2


 さっそく1号田んぼに乗り入れて試乗する。最初は高温のためテープからもうもうと白煙があがる。そういえばセブンの時もそうだった。当時は燃えるんじゃないかと思ったものだったが、二度目の今度は別に驚かない。しばらく乗っていると、白っぽかったベルトは燻されたように黒ずんできた。さらに効果が出てきたのか、アフターファイヤーがほとんどなくなり、不安定だったエンジンが滑らかに回転し始めた気がする。後半はボディのカバーを外したままだったからガソリン沸騰事件が起こるかどうかは未確認。ただ、テープを巻いたことによりマフラー本体からの熱は抑えられ排気ガスが高熱になることにより排出されるはずだから、おそらく大丈夫だと思う。何でも自分で直そうとしていた昔(すべて直せた訳じゃなかったが)をちょっと思い出した。

変色

しかし、いろいろディテールをみると、
シートとエンジンの関係、シフトレバーの位置、後ろのウイング(実はロータリーという耕耘装置)など、フォーミュラ-マシンとの類似性がある。チョロQのフォーミュラーなどは寸詰まりでこんなもんじゃないだろうか。

フォーミュラ-ポチ

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天日干し

 9/20(日)に刈り取った古代米は好天に恵まれており順調に乾燥が進んでいる。次の週末には脱穀する予定だ。また同じ週末には、1号の残りと2号の稲刈りを予定しており、天日干しの予定もなかなか忙しい。
 
天日干し

 サル情報などがいろいろ入ってくるし、イノシシの鼻息も聞こえていることから、天日干し中の古代米には防鳥ネットをかけてみた。サルでも何でも大丈夫。ただサルは賢いから、腹いせに刈り取っていないイネにいたずらをするかも知れない。米係としてはあと数週間緊張が続くが、それが終わってもサツマイモや里芋、落花生などが続いており、果てしない戦いである。そんな中でロケット花火が底をついた。夏も終わり店ではもう買えなくなった。通販で1000本程度のまとめ買いをしたが、どうやら四季折々に必要みたいである。

防獣対策

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稲刈りのあと

 3号田んぼでは二毛作をやってみるつもりだから、古代米を刈ったあとをウルトラポチで耕耘してみた。

3号耕耘

田んぼの土


畑と田んぼの土は全く違う。田んぼは粘土が固まった状態で、耕耘すると団子のような土のかたまりがゴロゴロできる。何となくドブ臭いような感じもある。畑として使う場合はもちろんだが、冬期湛水とする場合も一度耕耘して空気を入れておく方が良さそうに思う。ということで、1号田んぼも耕してみることにした。

1号耕耘


 既報の通り、1号には刈り取ったイネの藁をまき散らしていた。ウルトラポチを入れて耕耘し始めたが、次第に藁が刃に絡み始めついにエンジンストップとなってしまった。よく切れる剪定ばさみと鎌を持ってきて切りながら外すが、相当大変だった。しかたなく、藁を真ん中に集めて周りを全部起こし、最後に藁を端に寄せて真ん中を耕耘した。今日はいい運動であった。まあとにかく、刈り取り後すぐに藁を撒くのはやめにしよう。

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稲藁の利用

今年は、田んぼに肥料をほとんど撒けなかったので、育ち具合のバラツキはかなり大きかった。来年に向けてこのあたりの問題を解決しなければいけないが、とりあえずのスタートとして稲藁を刈り取ったあとにばらまいた。この1号田んぼは、冬の間水を張る予定だが、この藁はうまく分解して有機肥料になってくれるだろうか。

イナわらの利用
 

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4号田んぼのドジョウ問題

 4号田んぼについては、昨日水をとめたあと今日になってから本格的に水を抜き始めた。夕方にはかなり水も引いていたが、田んぼの中でバシャッという水の音がした。昨日の今日だからウサギかと思ったが、よく見ると大きなドジョウが浅くなった水の中にいた。納屋まで網を取りに行き戻ってきてもまだ同じ場所にいた。田んぼに入り込んで網ですくおうとしたら、またバシャッと音を立てて今度は姿を消してしまった。数日中に水はなくなってしまうのだから、おとなしく捕まるべきなんだが。明日明るくなってから救出方法を考えなければ。

侵入者・ウサギ編

 電気柵を設置したにもかかわらず、ウサギは日常的に柵内に侵入してくる。それも夕方暗くなったらすぐにでもという感じである。昨日も夕方見かけたし、寝る前の見回り(11時半過ぎ頃か)も3号田んぼの畦を歩いているときに見つけた。すぐにイネの中に入って隠れたから、適当に見当をつけてパチンコで撃ったら、隣の4号田んぼに移動したらしく水の中を歩く音が聞こえた。こちらも4号の横に移動して耳を澄ませる。そのうち次の水音がしたので、また当てずっぽうで2発ほどビー玉を発射。すると北側の柵のあたりでトタンの音がして、どうやら柵の穴から逃げ出したらしい。
 ウサギはかわいいんだが、じっとしているわけじゃないので困りものだ。今も見るたびに花火やパチンコで追い払っているのに、これだけしつこく入ってくるのは、やはり米を食べているに違いない。落花生や畦の周りの大豆の苗を食べた犯人と思われるので、米はいっぱいあるから少しぐらいならいいや、というわけにはいかない。以前捕まえた子ウサギが成長したのか、それともその親なのかわからないが、次からはいくらかわいくても逃がしたりはしない。

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イノシシだろう

 4号田んぼは、作っているときから水がなかなか引かなかった記憶があるので、6月末に植えた一部分はまだ若干未熟だが、本日の昼間とりあえず水をとめた。夜になってから、出口のパイプを操作して水を掃き出しておこうと藪の近くに行ったら、バタンというトタンの音とガサガサという音が聞こえ、獣の気配がした。耳をすますと「フガフガ、フーフー」という音が聞こえる。
 一旦家に戻りロケット花火を取って元の場所に戻ったんだが、まだ同じ気配がある。何発かお見舞いしたんだが、なかなか逃げない。こちらを馬鹿にしているのか、それとも離れがたいうまい餌でも見つけたのか、とにかく5発くらい撃ってようやくいなくなったようだった。どうやらイノシシがそこにいたらしい。イネを狙っているんじゃないだろうな。
 

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米とじっくりつきあう長い一日

 午前中は上の畑(元落花生畑)に種まきをした。白菜などの苗作り用や大根・カブなどを植え、一応28列全ての畝にタネを植えた。ここでできる苗は田んぼが空いてからの裏作用である。

脱穀開始


 それは14時過ぎから始まった。ちょっと前にハーベスターをセットしておき、隣の坊やも加わって5人がかりでイナ束を送り込み、籾だけにするいわゆる脱穀の作業をやった。ほぼ3時間、約30キロ入りの籾袋4枚分にかかった時間は約3時間。
 
脱穀快調
 
溜まる籾

籾袋No4
    結局、30kg入りの袋4枚になった
 
 それが終わると今度は籾すり機。そのあとが米選機という順番だ。一通りの作業が終了したのは18時半。腹がへっているであろうみんなを待たせて、BBQ奉行と二人で老川(約10キロ先)のコイン精米所に急いだ。とんぼ返りで米を持ち帰り、電気釜で炊き上げる。約5名で判定した結果は、「美味い」「売り物になる」。3合のお釜では全然足りず、もう一回炊くことになってしまった。ほとんど肥料なしで心配だったが、満足のゆくできばえ。無農薬でよくここまできたものだと、自己満足。

籾すり玄米

米選機
    玄米の中から、小さなものなどを選んではじく

コイン精米
    これだけは外に行かねばならない、横浜の家には卓上型精米器はあるが、この量では無理

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冬野菜の準備

 落花生畑のあとは、第1段階として西側3割程度を耕耘して8列の畝にしていたが、残りを耕耘したところ20列の畝が追加、合計28列となった。今、この畑に急ピッチで種まき(ダイコン・カブ・葉菜類)や苗(ブロッコリー・キャベツ・白菜など)の植え付けを始めている。ご近所さんたちの見解では、どうもこの畑は獣にやられやすいらしいので、落花生の二の舞にならぬよう注意をしよう。

ブロッコリとキャベツ

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ホテイアオイの花が咲いている

 水奉行が5株ほど持ち込んだホテイアオイは、外来種らしく急激に増えている。来年の田んぼのことを考えると、何とか抑えておきたい気持ちもあるんだが、今日かわいい花を咲かせているのを発見した。単なる池ならあっても悪くないんだが、田んぼの中で増え始めると始末が悪いということだ。

ホテイアオイ花

イネ刈り進行中

 台風一過ということで、会所は秋晴れである。
 
 収穫

 
 米作りの終盤はかなり順調。今日は3号田んぼ東半分の古代米を刈り取った。この田んぼは水を落としてから1週間で、やはり一部分ぬかるんでいるところがあったため、7割程度をバインダーで刈り、3割程度を手で刈った。バインダーにも慣れてきて、ぬかるみに潜り込まなければかなりの能力があることを確認できた。
 
バインダー
 
 
 昨日切っておいた竹では足りないので、ご近所さんに頼んでマダケ(孟宗竹より細い)を切らせてもらい、それを足にしてオダを作って干してみた。やっぱりこれの方が雰囲気もあるし、紐がゆるんで落ちることも少ないんじゃないだろうか。
 
おだがけ3
 
 
 今回のオダは8m位だろうか。古代米は150㎡程度だが、何とかおさまった。
 
おだがけ2

 
 先に刈った1号のコシヒカリは順調に乾き始めている。今日明日は弟2名が来ているが、状況によっては試しに脱穀・籾すり・精米をやって味見をしてみようという話も出ている。
 ところで、おだがけで干している稲束を猿が小脇に抱えて持って行くことがあるらしい。ご近所情報である。今日も猿の鳴き声らしきものが何度も前の山で聞こえた。注意したい。

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プロフィール

ルーキーファーマー

Author:ルーキーファーマー
房総半島大多喜町に山と耕作可能地が揃った素材を購入し、2009年初めから畑と田んぼを作り、半田舎暮らしとほとんど経験がなかった農業を始めた。2010年には農業従事者として認められ、農地も自己所有となる。更にご近所の畑を借り、規模を拡大して農家の仕事にあたっている。コメも野菜もやっており、週末農業の限界も感じていたが、2011年末に40年続けたサラリーマンを辞め、専業農家に脱皮した。農業以外には、定年世代の方々に帰農を勧める活動、子供に自然体験をさせること、農業体験を希望する方への協力などを推進していく。この辺りにご興味のある方は当BLOGにコメントなどで参加して下さい。

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