沢水の詳細

 先日会所にいったときの沢水計測結果を大雑把にしか書いていなかったので、あらためて先週との比較も含めて書いておく。

      沢水水量(池) 1号出口    池の吸水量
1/16   576L     445L     131L/時
1/11   604L     406L     198L/時

13日に雨は降ったが、降水量はたいしたことがなかったようで、沢水の量は先週よりわずかだが減っている。ただ、1号出口(池を出てからは塩ビ管経由で吸水なし)の量は増えており、差し引きで推定される池の吸水量は先週から減っている。これには5cm程度水面を下げたことも影響しているかもしれない。今回はコテでなでてきたし、さらに好転することを期待したい。

長尺対応キャリア

特製ルーフキャリア

 いつも4mの塩ビ管を運ぶときに使用する自製キャリアだ。2×4のパイン材を4本組み合わせて作ってあるから、原価はちょうど千円程度。これを屋根についているレールにゴムロープで結びつけて使用する。右上から左下に流れている角材でルーフレールを挟むように載せる。いろいろ調べたところでは、このレールの耐荷重は60キロくらいということなので、かなりのものが載るはずだ。これまでのところは塩ビ管を運んだのみだが、1m×2mのワイヤーメッシュも買って運ぼうと思っている。暮れに塩ビ管を運んだときには、横風でずるっと斜めにずれて横にはみ出すトラブルがあった。結束をきちんとしないと危険だという黄色信号だった。

現状MAP

 先の田んぼ改修結果を織り込んだ農場MAPを作成した。こうやってあらためて眺めてみると、平らな部分は田んぼや畑、一部の施設で大体使い切った感じだ。左半分の山を開発することが今後の課題であることがよくわかる。ただ、田んぼエリアの左側の線が現在の防獣柵だが、これを川の方に攻めていかないとケモノの餌食になってしまうが。

会所農場MAP800

池も凍る

 昨日は外れたパイプから流れ出た水が凍っている様子をアップしたが、池にも氷が張っていた。それほど厚いものではなく、水が流れ込むあたりには張っておらず部分的なものだったが。 先週の昼間測った沢水の水温は5℃以上だったが、夜はもっと水温が下がるのだろうか。

池も凍る
  岸際の微細な波が立っているようなところが氷

本日の作業

正味半日の作業時間だったが、まず畦の土手を一回りして凸に鍬を入れて凹を埋め、体重で押さえるという地道な作業。

池から3mほど離れたユンボの轍の中に水が溜まっている。これは先週からそういう状態なんだが、どうやら池から水が回っているに違いない。納屋から鏝を持ち出し、水面の上下をペタペタ均してみたが、果たして効果はあるんだろうか。

沢水を計ったが、先週とほぼ同じ600L/時程度。少なめである。水源地に行ったが、やはり沢水自体が少ない状況。水源地では一応取水装置の設置場所や配管方法などを検討してきた。

取水装置
    向こう側の堰とパイプの中間部分を少し削って設置する予定 堰は15cm程度かさ上げ

本日の会所

今週末は用があるため、本日日帰りで会所に行ってきた。
どうせ凍結しているだろうと遅めに出かけたから、到着は10時。
気になっていた用水関係を見回ると、なんと池から1号に行っている空中配管部が外れている。

外れたパイプ

その下には氷のオブジェができていた。

氷のオブジェ

1号田んぼには一度水がある程度はたまったらしく、奥の方まで氷ができていたが
氷の下は空になっている。どうやら氷は一度できると溶けないらしい。バリバリと割って歩いた。

凍った田んぼ

来週になったら少し寒さもゆるむらしいが、これではちょっと困りもの。

横浜直売所 (1/19~20)

都合により来週の直売所は
19(火)と20(水)に開店します。
今回は寒さのせいもあって、菜っ葉類が育っておらず少なめ。
品物全体も、少なめです。

沢水改善対策

 先日、BLOGを読み返してみた。このBLOGの重要な目的の一つは自身で農作業などを振り返って次への糧とすることだが、すでに1000件を超える書き込みは非常に役に立つように感じる。ほとんどの場合、そのときの状況や感じたことがはっきりとよみがえってくる。
 今回特にじっくり読みなおしたのは沢水関係だった。先日の流量モデル検討に使った計測結果以外に5~6回のデータが見つかったが、そのフィードバックは少し先送りにしたけれど、とにかくトラブルの多かったことをあらためて痛感した。
 取水口のトラブルは2週間おきくらいに発生して、その都度水源地での清掃が必要になっていた。配管のトラブルは1ヶ月から1ヶ月半に1度程度発生しており、これは配管に長い針金をつっこんだり、水を止めたり出したりすることで水圧をかけて開通させようとしたが、結局次の大雨まで回復しないことも何度かあった。針金で突っついたらドングリくらいの木の実がでてきて水量が回復したこともあった。どうやら泥と異物を何とかすることが必要条件だと思われる。
 取水装置についてはすでに検討に着手しており、ラフスケッチはアップしてあるが、明日(都合で日帰り)合間を縫って現地の測量を行い、設計に着手して暇なうちに製作にかかることにした。

米ぬか情報

 いつも米ぬかを買うのは木更津農協のある経済センターだ。一番最初に購入したのは去年の春で、米袋10袋弱のぬかを雑草防止ということで田植えしたばかりの田んぼに撒いたりして活用した。そのころはかなりの数が山積みになっていたが、このごろはほとんど在庫がなく、先週も金曜日にようやく5袋押さえて何とか入手した。今日も電話をしてみたが、2袋しかありませんという。
 では1週間後の土曜日に取りに行くので10袋取り置きをお願いしますといったら、電話口の向こうで「2、2、2、2、・・」 「あ、大丈夫だと思います」 という返事。1日の米ぬか発生量は2袋だと想像がついた。米袋には米ならば30キロ入るがぬかだとどのくらいだろう。去年買ったときには確か20キロ程度といっていたように思う。米ぬか40キロ(2袋)は玄米400キロからでてくるから、そこのライスセンターでは1日に精米360キロ程度を生産していることになる。意外に少ないと感じた。これから春に向けて、米ぬかの在庫は去年のように増えるのか、それとも今のような逼迫状態が続くのか、気になるところだ。

害獣柵の改修

 今月5日に外獣柵の一部を外したが、この前の週末には補修を行わなかった。次の週末は予定が入ったため、ここでも復旧する時間はとれない。今は狩猟期間中であり、イノシシやシカは山奥に入っているんじゃないかという安心感もあるんだが、昨年かなり行き当たりばったりで作った柵をそのまま直すよりは、きちんと基本から組み立て直す方がいいのではないかと考え始めたのである。特にトタン板だ。これはイノシシの侵入を防ぐ効果が大きいものだが、網を張ったポールに後からつけたため、針金によるいい加減な固定だったので、風などの影響でずり落ちたりしている。一番下の高圧線もトタンの上の位置を基準にセットしてあるので、これも実はメチャクチャになりかかっている。
 ということで、上の畑と2号3号の畑(本来は田んぼ)の作物が危険にさらされてはいるわけだが、基本からよく考えてじっくり直すことにした。

沢水量推定モデルによる田んぼの水過不足見通し

 せっかく考えた数量モデルなので、一応いろいろ使ってみたい。下のグラフは昨年1月以降の推定値推移を1年分プロットしたものである。5立米/時以上は現在の配管のキャパシティを上回るため割愛してある。
 昨年の用水管理の結果では、田んぼの吸水量はかなりばらついており、6月頃は100立米/日を上回っていたが、7月頃からは50立米/日程度から20立米/日台の時もある。比較的低位安定の7~8月の平均でいうと40立米/日位であり、時間単位では1.7立米。ただ、面積が4割以上増加したことや、比較的大きな池を最上流に配置したため、2.5立米/時が一つの基準値だろうと認識している。グラフでは1.5立米/時を下回った期間を要注意期間としてオレンジ色でマークしてある。要注意期間となったのは、4月上旬の田植え準備期間、5月末(梅雨入り前)、7月から8月は3回ほど、あとは9月末の稲刈り前である。期間は長くても7日程度だから、その前が満水状態でさえあれば干上がるまでには至らないだろう。ただ、天候不順であった昨年と同じようになるとは限らず、川水での補完は考えておく必要がある。ただし川水は3号に入るため、1~2号は沢水のみでまかなう必要はある。
 実際に計測した結果見比べながら作ったモデルの予測値だが、実は感覚的とはかなりずれている。計測結果の方が少ないのである。これは、沢水を持ってくる配管系のトラブルが多かったためといっていいだろう。別途検討を進めている取水装置の改良により、流れている量をちゃんと取り込めば、面積増はあったにしても川水に依存することは避けられるのではないかと思う。

推定グラフ2

沢水水量モデルの検証結果

 沢水の水量の計測値は14回分集めることができた。大きなエクセルのシートを作り、縦に1年間の降雨量を入力してモデルの数式を入れ、パラメーター(実現率、低減率、定数)を変化させながら14回の計測値と推定値を見比べてみた。最初の検討では、実績値と予測値が大きく離れる日がいくつかあったが、取水口や配管の詰まりなどで実績値が異常値であることは想像できるので、そうしたものを外してみた。また、実績値と予測値の差の平方をとって集計してみたところ、いくつかのケースでかなり近い数値が出ていると思われた。
 
  実現率   低減率   定数   乖離指数
   0.08   0.87   0.20   1.06
 *0.10   0.85   0.50   1.93
   0.08   0.85   0.30   2.36
   0.12   0.80   0.30   4.28
   0.06   0.85   0.30   6.28
   0.20   0.80   0.30   6.46
  このあとの乖離指数は
  7.31、9.57、12.53、16.75、18.01と続く
  *は、当初の想定値

モデルの式は次の通りである。
 予測値(立米/時)=Σ(R×実現率×低減率のd-1乗)+定数
           R:ある日の雨量
           d:予測日からある日までの日数
  モデルの前提:ある日の雨量は基本的に実現率を乗じた形で流出する
        :流出量は低減率の割合で日々減っていく
        :どういう状況でも一定の量はある=定数
 
 今回最も近かった定数を入れてみると次の式になる。当面はこの式の結果と計測値を見比べてみようと思う。
 
 予測値(立米/時)=Σ(R×0.08×0.87のd-1乗)+0.20

沢水グラフ
    ピンクが計測値、ブルーにマークしてあるのが最適モデルの推定値

沢水数俵
ピンクでマークした日付をサンプルとした。計測値サンプルは7月に偏っているようだが、実は6月末に水奉行が取水堰の泥を徹底的に掻い出しており、その後1ヶ月ほどは配水系統の状態が非常に安定していたため、理想モデルとしてはその方がいいと考えた。


取水堰の改造

 このシーズンオフの間に水源地の堰と取水口は全面的に更新するつもりだった。今回あらためて水源地を眺めてみたが、堰自体を新設することはかなりの労力が必要と思われ、また効果についてもどれほどのものかについて疑問が生じたため、再度方針を検討することにした。
 現在の堰は、当初にはそれなりの容積を持っていたはずだが、完全に土砂が堆積してしまっており、水を貯めるという意味では全く役に立っていない。そもそも水を貯める意味など最初から存在しなかったと思われる。基本的には沢を流れてくる水を取水口に集めるためのものだったはずだ。ただ、堰に余裕があれば土砂を沈殿させて下流に流さないという効果はあったはずだ。現状でもがんばって堆積土砂を掻き出せば、落ち葉や土砂などの異物が配管に流れて詰まったりするようなトラブルを防げるはずだ。逆に言うと、異物が下流に流れないような工夫をした取水口を用意すれば、現状の堰をわざわざ作り直すことはないのではないだろうか。
 

水源地写真800説明

 現状の堰周りの写真である。堰の内側には土砂が堆積しており、取水パイプの先の取水口のあたりのみかろうじて空間が残っている。取水口には異物よけのネットが掛けられているが、土砂はフリーパス、落ち葉などの異物も取水口を通して配管に流れ込むことがあり、トラブルの原因となっている。また、パイプが詰まりかけになると堰の両脇などから漏水が始まる。そうなると取水パイプを流れる水はさらに減り、詰まりやすくなるという悪循環となる。
 こういう状況の中での見直し案だが、
  ・取水堰自体は元のものを利用するが少しかさ上げし、漏水しないように補修を行う。
  ・取水装置は取水堰からのオーバーフロー水を受けるもの(別途検討)を作成
  ・現在の取水パイプは堆積土砂取り出し用として再利用
  
 取水装置については、以前「沢水取水部分の改良について」の中の「ゴミよけ装置」の構造として紹介したものをアレンジして作ろうと考えている。落ち葉などのゴミを排除して水のみを取り込めるものらしい。コアンダ効果というものの応用らしい。こんなものを作るのは農閑期の仕事として最適だと思う。だが、他にもいろいろやることが・・・

取水堰BOX計画
 

沢水の予測

 どうも沢水が少ないと思われたので、最近の降水量を調べてみた。それによると直前の雨は1/5、ユンボを返却する日に13㎜ほど降っている。その前というと12月28日に5.5㎜、27日に3.5㎜、その前は12月14日までさかのぼり11㎜。ということで比較的長い間まとまった雨は降っていなかったようだ。
 
 手元に昨年の沢水のデータと降水量のデータがあるので、それを見比べて何らかのモデル化をしてみることにした。まあ、あまり高等なものではなく雨が降ると沢水が増えて日数が経過すると低減するといった簡単なものを考えてみる。
 基本的な考え方としては、
   ① 雨が降ると沢水が増える   これは当たり前
   ② その量は降水量に比例するものと考える  10㎜で1立米/時と想定
   ③ 日数の経過により逓減する   過去の傾向から0.8/日を想定
   ④ 沢水の量はそれまでの雨の累積加算となる
   ⑤ 涸れたことはないので最低限の定数を考慮する   0.5立米/時
   ⑥ 最大値は配管の制約から5.4立米/時とする

決して多くはないサンプル(10件)を入れて見比べてみたところでは、逓減率を0.85としたところ、7月頃の状況とよく合致した。ここの予測値と計測値の誤差をさらに分析してパラメータをもう少し睨んでみることにする。

    沢水流量=0.5+Σ(降水量/10×0.85の経過日数乗)

田んぼの面積(計測結果)

 今回の休み中に田んぼの内法を計測した。測量というほど厳密にはやっていないが、概ね正しいはずだ。もともとピシッと直線で構成した田んぼではないため、微妙に曲がったりしているところもあり、そのあたりの誤差は含まれる。それによると、
         計測結果    改修前
    1号   423㎡    310㎡
    2号   288㎡    200㎡
    3号   415㎡    250㎡
    4号   797㎡    560㎡
    合計 1,923㎡  1,320㎡
    
こんな感じで、かなりの増加となった。こうなると前の面積が正確だろうかなどと考えてしまうが、まあ工夫の結果大幅に増えたと素直に喜ぶことにした。

直売所便り

朔日が祝日だったため、今週は本日火曜日と明日開店します。
本格的な冬で、品物は変り映えしませんが、
ダイコン、カブ、シロナ、山東菜、水菜、ハクサイなどを揃えています。
いつも通り、10時頃からの開店となります。

本日(1/11)の作業

 色々書き込んだが、それ以外にやったことというと、
まず竹藪の整理。1本倒すとそれを切り分けて運べる長さに切り分けたりする仕事がついてくる。なかなかはかどらない。今日は6本くらい切った。
畦の上を歩いて鍬ででこぼこを直した。これは何度も何度もやらなければならないようだ。他には、各田んぼの水口の穴を埋め、少しでも吸水を防ごうと努力したが、これは時間の力も必要だ。
そんなところだろうか、今日は太陽がほとんど出ず、寒い一日だった。一時霧雨も降ったがすぐにやんだ。

池の水出口を少し改造

池水出口

 改造というほど大げさなことではないが、出口のパイプを少し短くしてみた。本当はもっと低い位置にして、エルボで水位を可変にしようと思っていたのだが、意外にパイプの位置が高く水位も地面ギリギリになっていた。地面から露出しているパイプには結構勾配がついていたので、50cmほど切ったところ、水位は5cm程度低くなった。まだ短くすることは可能なので、様子を見てまた調整してみることにしよう。池の下の方は、水奉行と彼の友人たちがベントナイトを塗ってくれたんだが、地表近くは塗っていない部分もありそうだ。そのあたりからの漏水についてはちょっと疑っているのである。別の記事のように、今はちょうど沢水自体が少ないようだが、池での吸水もできる限り避けたいところだ。

UFO?

アオサギ

 UFOの写真というと大体こんな感じだが、対象はちょっと違う。アオサギはたまにしか姿を見せないから、こちらもついつい意識から脱落してしまう。いつも不用意に田んぼの方に出てしまうので、用心深いアオサギは気配を察して飛び立ってしまうのである。日曜日は飛び立ったあと周囲をゆったりと旋回していたので、なんとか飛んでいる姿を撮ることができた。本当は望遠の強いデジカメで色々な姿を撮りたいんだが、ほとんどの場合いつものデジカメしか手元にはない。また水を張り始めるからチャンスがあるのではないだろうか。

池に米ぬか投入

ヌカ投入

 水奉行から、微生物を増やすために腐葉土を入れろというリクエストがあったが、山から探してくる時間はないし、買いに行く時間はもっとない。まあ、ぬかでも効果があるだろうと考えて、バケツ1杯ほど投入した。しばらくしてから見に行ったらまるで温泉のようにきれいに濁っていた。この前、ユンボでモミガラと鶏ふんをかき混ぜて、ドロドロになったバケットをこの池で洗ったし、有機物の量は十分だと思う。あとは気温が上がることも必要じゃないだろうか。

ヌカ投入2

梅に肥料をやる

梅に肥料2

 去年ほとんど実をつけなかった梅が2本ある。原因はミツバチの出る前に花が咲いたということらしいが、やっぱり肥料はやるべきだろうと思って、秘蔵の肥料(モミガラ+鶏ふん)を撒いてみた。あまり幹の傍にはやらない方がいいらしいので、適当に離してスコップ3~4杯程度、山の梅と居宅脇の梅の双方に撒いた。去年、わずかに採れた梅は梅ジュースになったが、今年は梅干しなどにも挑戦してみたい。

梅に肥料1

沢水の状態

 先週の時点では一番厄介な部分で詰まりが発生しているようだったが、今週末来てみると堰の下流に水は流れておらず、つまり沢水を全てこちらに引き込めており、詰まりは自然に解消したようである。だが、水量自体は決して多くない。そこで、久しぶりに計測してみた。

  池    5.7℃  604L/時
  1号   4.7℃  406L/時
  2号   4.5℃  298L/時
  3号   4.3℃  111L/時
  4号          計測せず

  2010/01/11 気温2.5℃
  井戸(淺) 7.2℃
  井戸(深)12.7℃

604L/時という量だが、これまでの計測値で最も少ない。昨年の梅雨あたりは5立米を越えたこともあったのだが、降雨量が少ないということだと思われる。ちなみに、水源地に行って取水口周りを確認したが、上から流れるチョロチョロの水がそのまま取水口に流れ込んでいる。

取水口の状況

一応、1号田んぼに注水する設定にしてきたが、雨でも降らないと満水は期待できそうにない。

1号注水

よみがえれ里山の米作り

 今までNHK教育テレビでこんな番組をやっていた。途中からだったが、全く同じような状況で食い入るように見てしまった。山間の棚田で米を作っている人は、沢の冷水や草に苦しめられて5反で16俵、なんとこの数字(反収3俵)はk去年の私の田んぼの実績と同じだ。
 色々なシチュエーションが出てくるが、全く同じような苦労を私もしていた。番組に出てきた人たちの「耕作放棄された田んぼを復活させよう」という思いはよくわかる。それにしても米作り、こんなに面白いとは思わなかった。

本日の作業

現在の田んぼ

 今朝は霜が降りて真っ白、少なくとも午前中は土をさわる作業は無理。田んぼの大きさをあらためて測ってみた。午後から先ほどまで郎党が集まっていたので面積計算はやっていない。今週中にはできるだろう。

足場作り

 そのあとは藪から竹を上げてきて輪切りにした。何に使うかというと、滑りやすいスロープの滑り止めである。短めの間隔で2列、斜面に埋め込んだ。一輪車のタイヤは竹の間を走る。上の畑で大根やカブをとって一輪車で運ぶカミサンのリクエストである。午後になって下が溶けると本当に上がれないほど滑るのである。

足場作り1

竹藪と杉林の整理

 今日は米ぬかをとりにいったり、大多喜町中心部に寄って買い物をしてから現地入りしたので、実際の作業は午後からの開始となった。ボカシを積んだあと、まず竹藪に行き竹を切り始めた。しかし、密生しているため、切っても簡単には倒れてくれない。隣の竹にもたれてしまうのである。その結果とても困った状態になりやすい。のこぎりやチェーンソーが倒れない竹の重さで挟まってしまうのである。今日は収穫作業もないのでカミサンと二人でやったからそんなときには助けてもらったが、一人ではちょっと大変だ。

竹藪整理
    切った竹は短く切って並べておいた。孟宗竹は太く重い

 そのあと杉林に移って同様にやってみたが、こちらも全く同じようになる。以前に切って倒れないで放置したものまであってかなり惨憺たる状況だった。ここでは新たに倒すというよりも前の分も含めて適当な長さに切るところから始めたが、そのうちに燃料がなくなり終了。ちょうど夕方になった。今日は様子見程度。明日明後日また続きをやるつもり。

ボカシ作り・田んぼ用

ボカシ作り

 やっと手に入った米ぬかを使ってさっそくボカシを作り始めた。まず場所だが、今回作るものはイネに使うものだから、田んぼの拡張部分にセットすることにした。土がガタガタしていて柔らかめなのでまずワラを敷き、次にモミガラ、その上に油かすとぬかを置いて混ぜ、水を撒いてからポリエチレンフィルムで覆いをした。割合はモミガラとぬかが2袋ずつ、油かすは5キロくらい。それにモミガラと鶏糞を舞えたものを5キロぐらい。これを2号と3号に作った。それぞれ田んぼ2枚分と考えている。

ボカシ作り2

生物・化学の復習

 ボカシや堆肥を作るとなると、たとえばタンパク質やアミノ酸、デンプンといった物質そのものについての知識もちゃんと備わっていないことを痛感する。ボカシなどもいろいろな菌類を使ってアミノ酸を主とする肥料を作るわけだが、原材料の中の何をどんな微生物で何に変換するのか、それは嫌気状態がいいのか、好気状態がいいのか、温度はどのくらいが望ましいのか、それこそ芋の蔓のように基本的な疑問が浮上する。
 キーワードは聞き覚えがあり、どうやら高校時代に習ったことはあるようで、生物や化学の先生のご尊顔が浮かんだりするのだが、残念ながら意味するところまでは全く記憶には残っていない。理科の中で生物は受験には不要と考えていたし、化学は直前に覚えるだけと割り切っていたから仕方のないことかもしれない。一夜漬けは無理ということで少しはまじめにやった物理にしても頭に残っている訳じゃあないけれど。
 ということで、すこし wikipedia を頼りに基本的な用語の確認などを始めた。メモ用紙に書きながらだが、果てしないので何らかの電子化を考えなければいけないかも。60過ぎてからの勉強はきついなあ。

米ヌカちょっと手配できた

 今のところボカシは順調に発酵しているようだ。ただ、2週間ぐらい前だっただろうか、ご近所から鯖をいただいてそのアラを入れてから、それまでの味噌系の匂いから若干腐敗臭が混じるようになっており、ちょっと失敗だったかもしれないと反省しているところだ。現在の量は、米ぬか・モミガラ・油カス・鶏ふん=2:2:1:1(ボカシ作り参照)、数字は概ね米袋単位。1反8畝の田んぼには不足だからちょっと前から米ヌカを入手したいと思っていたが、いつも買う木更津農協にも在庫なし状態が続いていた。休み前の今日電話をしてみたところ、多くはないが5袋なら何とかなるというので明日の朝とりに行くことにした。鶏糞+モミガラがひと山あるので、それに今回のぬかをボカシて加えれば、一応必要量には到達するんじゃないかと考えている。まあ、春になったら計算もしなければならないだろう。
 米ぬかは田植え直後に雑草防止策として散布するし、春になる前つまり今から微生物も育てておかなければならないから、あと10袋くらいは必要。引き続き休み前に在庫確認をしてみるつもりだ。

田植えをどうするか(植え方)

 田んぼの実質面積が4割増えた。収穫量が増えることはいいのだが、作業量もそれだけ増えることになる。水のことを含めて問題はいろいろあるが、作業という面では田植えのことが特に気になる。去年は面積で4割を占めていた4号は機械植えで1~3号は手植えだったが、今度はどうするかを考えなければならない。機械はとても楽だが、植える密度が高くなってしまう結果、単位収量や出来映えには問題があった。だが、去年の2倍半も手植えでやれるかというとこれも自信がない。育苗箱への籾の播き方を薄くして、機械の設定をできる限り間隔を開けて少なく苗を取るようにして機械植えとすること、つまり疎植にして1株の苗の本数を減らすことを検討してみたい。普通の機械植えの場合、育苗箱という30cm×60cmの箱に200g程度の籾を播くようだ。それを4分の1とか5分の1、つまり50g程度に粗く播くことを考えている。籾一粒は0.027g程度だから1平方センチに1粒くらいになるだろうか。それで欠けないように植えられるかどうか、田植機が試される。まあ、うまく一様に籾を播くことができれば可能性はある。

今年の苗作り(スケジュール)

 ちょっと早いが、昨年の結果を反省しつつ今年の苗作りの計画を考え始めている。今度は苗をしっかり育てて臨むつもりだ。一応スケジュール関係を整理してみる。

お湯(60℃) 5分間殺菌
沢水にて浸水  3週間
芽だし     1日
低温貯蔵    1週間
播種      1日
保温折衷苗代  有孔ポリべた掛け
        発芽後注水 移植まで5週間前後
        
田植えについては5月下旬を予定している。
プロフィール

ルーキーファーマー

Author:ルーキーファーマー
房総半島大多喜町に山と耕作可能地が揃った素材を購入し、2009年初めから畑と田んぼを作り、半田舎暮らしとほとんど経験がなかった農業を始めた。2010年には農業従事者として認められ、農地も自己所有となる。更にご近所の畑を借り、規模を拡大して農家の仕事にあたっている。コメも野菜もやっており、週末農業の限界も感じていたが、2011年末に40年続けたサラリーマンを辞め、専業農家に脱皮した。農業以外には、定年世代の方々に帰農を勧める活動、子供に自然体験をさせること、農業体験を希望する方への協力などを推進していく。この辺りにご興味のある方は当BLOGにコメントなどで参加して下さい。

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