籾播き定規の製作

 続く雨で軽トラの荷台に積みっぱなしだった道具と材料を引っ張り出し、気になっていた籾を薄播きするための道具を試作してみた。育苗箱で育てたイネの苗は、横27.5㎜縦58.5㎜のマット状になっている。農機具屋N発動機のKさんからもらった田植機のセールスハンドブックによれば、田植機は縦に19ミリの長さを掻き取りながら横に24回(11.7ミリ幅)移動して次の段に移る。ということだから、縦に19ミリの間隔で籾を播けばいいのではないかと考えた。百円ショップで15ミリ幅の薄板があったので、これを4ミリの間隔を開けて角材に打ち付けた。

籾播き定規1

 できあがってみると、4ミリ幅では籾がギリギリという感じだ。今年この試作品でうまく薄播きを機械植えできる見通しがつけば、来年は間隔を5~6ミリにして作り直したいと思う。あと、もう一つの試作品の問題は、横の角材の部分には播けないということだ。これは播いたあと外して、手で補植をすることで今回はごまかす予定。この仕組みがうまくいけば、アルミのアングルで幅も確保して作り直すのである。

籾播き定規2

 今年は、手でパラパラッと薄播きをしたものと、この道具で筋播きをしたものを両方育てて、比べてみるつもりだ。
 
 なお、去年は4号(560㎡)の機械植えで8枚の苗を使ったので、これを基準に考えて苗を作ろうとしている。
 1号  423㎡  コシヒカリ   7枚 (いずれも60g程度/枚)
 2号  288㎡  黒米      6枚
 3号  415㎡  コシヒカリ   7枚
 4号  797㎡  コシヒカリ  12枚
 少し余裕は見たつもりだが、黒米6枚とコシヒカリ26枚を用意しよう。浸種中の籾はかなり膨らんでいるが、このところの低温で様子見中のようである。今度の週末ぐらいが播く時期になるかな。
 
 

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Secret

No title

これは究極の薄蒔きですね。 理論上は60gも(1枚)可能ですが、機械蒔では実行した人を知りません。
JAの推奨する薄蒔きも1合(120g)位ではないかと思いました。
これでうまくいけば最高です。
機械植えでもできることを願います。

No title

現代農業だったか、インターネットだったか定かではないですが、
40g/枚というものをみましたよ。その密度で播ける伝説的な機械
(確か手動)もあったようです。
さすがにそれは無理だろうと言うところで、一歩譲った目標が60g/枚。

No title

道具もちゃんと自分で作って、研究熱心ですね
わたしなんか、到底及ばないです
適当に苗代作って、適当に蒔いて・・・・
田んぼ、全部植えるだけの苗ができるか、種が足りるかも?
(イノシシの食べ残しと姉の田んぼの落穂ひろいしただけの種)

お米作りへの姿勢から違いますね。脱帽

No title

子供の時に米作りやそのほかのいろんなことが脳にすり込まれているジャッキーさんのことがとてもうらやましい。当たり前のようにわかっていることがないので、なんでも勉強しないとね。
プロフィール

ルーキーファーマー

Author:ルーキーファーマー
房総半島大多喜町に山と耕作可能地が揃った素材を購入し、2009年初めから畑と田んぼを作り、半田舎暮らしとほとんど経験がなかった農業を始めた。2010年には農業従事者として認められ、農地も自己所有となる。更にご近所の畑を借り、規模を拡大して農家の仕事にあたっている。コメも野菜もやっており、週末農業の限界も感じていたが、2011年末に40年続けたサラリーマンを辞め、専業農家に脱皮した。農業以外には、定年世代の方々に帰農を勧める活動、子供に自然体験をさせること、農業体験を希望する方への協力などを推進していく。この辺りにご興味のある方は当BLOGにコメントなどで参加して下さい。

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