農地を借りる(その2)

 前回のレポート以降の動き。役場から送ってもらった書類は「農用地利用集積事業利用権設定同意書」という名前の書類だった。農地法による小作契約とは別の根拠(農業経営基盤強化促進法)のものらしい。3年、6年、10年のうちの設定期間が終了すると、更新しなければ終わり。いわゆる小作契約ほど借り手は強くないようだが、こちらもできなくなったら終わりでまったくかまわない。
 昨日、2週間前に植えつけたジャガイモを見にいった(まだ発芽していない)ついでに、地主さんと話をして書類にハンコをもらってきた。一応、全体の農地5反6畝のうち2反歩を借りることにした、期間も3年。この3年のうちに今の仕事の状況も変わる可能性があり、余力ができたらもっと面積も増やすという前提だ。賃借料については、トラクターなども貸してもらうことから、相場+αで提案したが、草ボウボウにならないように管理してもらうんだからそんなにもらえないということで、半額で折り合いがついた。農地の賃貸料は非常に安いものだ、ケースバイケースだろうが。
 
 書類も揃ったため、今週金曜日に大多喜町役場に出向いて相談することにした。「農地を借りる」前編でも触れたが、一年前の大多喜町役場農林課の対応は非常に悪く、我々のような新規就農者は排除するという雰囲気が感じられたのだが、今回は様子が違う。いろいろ調べていたところ、どうやら昨年中頃に農地法が改正となり、農業生産や食料の安定供給確保を旗印に、安定的に農業経営を行うと見込まれれば積極的に権利取得を認めようという方向に転換した様子だ。まあ、実際にどうかは今度の金曜日に判明する。今回の内容だが、農地の借用に関わる件はどちらかというとマイナーで、出せば通るものと考えている。前にも書いたと思うが、私が昨年購入した土地のうちの農地部分は仮登記、つまり私が農家でないから正式に取得できないという状態のままなのである。今回、元々の4反歩に借用する2反歩が加わり、農家資格取得の条件である5反歩を超えることから、そちらの手続きをどのように進めるかも相談することにした。
 一応、営農計画書も書いて出すようだが、今年の作付け計画もきちんとすることに意味があるし、昨年の経費も整理してあるし、このあたりは問題がないだろう。ただ、横浜市に住民登録をしたままだと相当厄介らしいので、このあたりも柔軟に考えてみたい。
 

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ルーキーファーマー

Author:ルーキーファーマー
房総半島大多喜町に山と耕作可能地が揃った素材を購入し、2009年初めから畑と田んぼを作り、半田舎暮らしとほとんど経験がなかった農業を始めた。2010年には農業従事者として認められ、農地も自己所有となる。更にご近所の畑を借り、規模を拡大して農家の仕事にあたっている。コメも野菜もやっており、週末農業の限界も感じていたが、2011年末に40年続けたサラリーマンを辞め、専業農家に脱皮した。農業以外には、定年世代の方々に帰農を勧める活動、子供に自然体験をさせること、農業体験を希望する方への協力などを推進していく。この辺りにご興味のある方は当BLOGにコメントなどで参加して下さい。

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