業拡0-農業の「業」の拡大について

 定年農家という我々の立っている位置は微妙である。一応収穫したものや採取物は横浜の家の方で販売しているが、とてもではないがこれで食っていけるというものではない。毎週、生活上の本拠地である横浜と農場の間をアクアラインを使って往復している交通費と、タネ・肥料代その他消耗品類費用の回収くらいがいいところで、インフラや農機への投資を回収するようなレベルではない。一応定年後の再雇用という制度があるため、勤めを続けているから生活はそれで賄うという感じだ。年金受給となってもそのあたりは同様である。しかし、田んぼ2反歩+畑2反歩という規模は趣味のレベルをはるかに超えており、土日農業では追いつかないのが実際のところだ。ただ、企業に所属して1要素として働くのではなく、自然を相手にしながら自分ですべてを決め、その結果のプラスもマイナスも直接受けとめるという状況はとても新鮮なもので、傍目には大変と映ろうとも、あまり苦労と思わずにやっていけるのである。それがいつまで続くかは予想がつかないけれど。そんなことから、定年を迎える人たちにこんな道もあるよと示し、できることもできないことも伝えるということは意味があると思うし、それこそがこのBLOGの本分だと考えている。
 ただ、今年の春に大多喜町農業委員会に営農計画書を出し、農業従事者として認定されたということもあり、そのような安直なレベルに留まらずに、もっと「業」を極めて生業とする方向を目指そうじゃないかという気持ちも強い。このあたりは共同でやっているカミサンの意識とはかなり違っているところだと思うけれど。そういう目で1年半の経過を考えてこれからの組み立てを考えて行くことにする。

>>>>> 続く

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プロフィール

ルーキーファーマー

Author:ルーキーファーマー
房総半島大多喜町に山と耕作可能地が揃った素材を購入し、2009年初めから畑と田んぼを作り、半田舎暮らしとほとんど経験がなかった農業を始めた。2010年には農業従事者として認められ、農地も自己所有となる。更にご近所の畑を借り、規模を拡大して農家の仕事にあたっている。コメも野菜もやっており、週末農業の限界も感じていたが、2011年末に40年続けたサラリーマンを辞め、専業農家に脱皮した。農業以外には、定年世代の方々に帰農を勧める活動、子供に自然体験をさせること、農業体験を希望する方への協力などを推進していく。この辺りにご興味のある方は当BLOGにコメントなどで参加して下さい。

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