放射能の影響を考える

 事故車両を埋めたり掘ったり、中国政府というのは酷いことをするもんだと思ったが、実はひとごとではなく、日本政府も酷いと思うことが多い。本当のことが伝わってこないように感じている。福島原発の被災に起因する放射性物質の飛散の状況である。
 私も農業従事者で野菜やコメを作っているから、作物の安全を確認するのは重要な責務である。そんな私が参考にしているのは、政府もしくは東電が発表している資料ではなく、「早川由紀夫の火山ブログ」という群馬大の先生(火山学)がまとめた地図である。そのもとになっているのは、「nni's blog」というこれまた個人の方のBLOGで、そこには公共機関が測定した放射線量のデータが整理され地図上にプロットされているのである。それをもとに、火山灰の動きなどがご専門の早川先生が等高線図として加工しているというものである。
 それらの地図からの分析では、関東地方には3/15と3/21の2回放射性物質を含んだ雲が通り、その際に降った雨によってそれらが地表に降り、その後のいろいろな問題の原因になっているらしい。この二人の個人の方がやったことをできない政府は無能というほかはないだろう。ただ無能なだけならいいけれど、その結果として放射性物質を含むイネや肉牛の問題が発生している。こんなことは事前に予測できなければいけなかったと思う。この調子では、8月後半から収穫が始まる米がどのようになるかが大きな懸念となってくる。
 会所農場の周辺は、地図で見る限りは影響を受けている地域からはかなり離れている。念のために周辺の放射線量を参照してみると、
   大多喜町中野 つぐみの森保育園  2011/06/30 0.06 μSv/h
   勝浦市      市役所          2011/06/30 0.08 μSv/h
   君津市      坂畑小学校       2011/06/10 0.11 μSv/h
このようになっており、うち最も近い大多喜町中野の数値で年間分を計算しても 525.6μSv であり、実際には減衰するからこのまま何もなければ特に問題はないと考えているが、引き続きいろいろな情報から安全性を確認することは続けていくつもりだ。





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ルーキーファーマー

Author:ルーキーファーマー
房総半島大多喜町に山と耕作可能地が揃った素材を購入し、2009年初めから畑と田んぼを作り、半田舎暮らしとほとんど経験がなかった農業を始めた。2010年には農業従事者として認められ、農地も自己所有となる。更にご近所の畑を借り、規模を拡大して農家の仕事にあたっている。コメも野菜もやっており、週末農業の限界も感じていたが、2011年末に40年続けたサラリーマンを辞め、専業農家に脱皮した。農業以外には、定年世代の方々に帰農を勧める活動、子供に自然体験をさせること、農業体験を希望する方への協力などを推進していく。この辺りにご興味のある方は当BLOGにコメントなどで参加して下さい。

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