冬の作業・作業量の検討(2)

 前回、田んぼや用水など、必要度の高いものから書いたので、ちょっとその他大勢的な感じがあるが、実は害獣対策という意味では山と竹藪の整備は重要である。そのあたりは以前書いたことがある。2回目はここからいってみよう。今年までは、田んぼの周囲や畑の周囲を防獣ラインとして、具体的には電気柵を設置するという形で対策を立てていたが、今年の手痛い体験から、それでは完全ではないと気づかされた。電気柵のすぐ向こう側まで奴らが自由に出入りできる状態では電気柵の効果も減ってしまうらしい。そこで、山と竹藪については、ケモノの領域から人間の領分として取り戻すような対策を立てようと考えている。
 それは、ワイヤーメッシュでしっかりした柵を作るということだ。ワイヤーメッシュ自体は1m幅しかないから、上の方を外側に曲げて外のケモノに覆い被さるようにすると有効という話を聞いたことがある。その前に、山と竹藪内に周回通路(運搬車通行可能)を作ることが重要である。それにより、柵用資材の運搬だけでなく、例えば収穫したタケノコの運搬、伐った竹や木材の運搬、果樹を植えた場合の肥料の持ち込みなど、冬以外はほとんど足を踏み入れることがなかったエリアを開拓することができそうだ。ということで、周回通路を開くことが最初で最重要の実施事項である。山のエリアについては、田んぼ側の中腹を横断するルート=35m、ヒノキ林から崖上(尾根)をたどる道=50m、山を鉢巻き状に囲う道=60m、この3ルートがメインになる。まだバックホーもないのにいい加減だが、この作業は5作業日(1週間)程度でやりたいものだ。
 竹藪の方はちょっと簡単な部分と厄介なことがある。まず、通路延長は60m程度だと思う。ただ、傾斜が急でいろは坂風のつづら折りにする必要があるのと、田んぼからの出口を今の場所からずらす必要がある。ということで、こちらは4作業日。両方で2週間の作業になる。電気柵や柵の設置等、あとの作業はそのあと考えよう。
 庭は、これも時間が読みにくい作業だ。剪定が必要な樹は少なくない上に、放置された期間が結構ある。あいた時間にやることにしよう。
 一応の最後は、隣の耕作放棄地の草刈りだ。これも防獣対策上やらねばならないが、その後も時々刈らないと、夏過ぎたら草が茂ってやらなかったと同じになってしまう。よその土地だから注意深くやらなければいけないが、少なくとも燃やして種を焼くくらいはしたいところだ
 いつも計画通りにいった試しはないので、今年の冬の予定はこのくらいにして、あとは実際の作業を進めようと思う。



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プロフィール

ルーキーファーマー

Author:ルーキーファーマー
房総半島大多喜町に山と耕作可能地が揃った素材を購入し、2009年初めから畑と田んぼを作り、半田舎暮らしとほとんど経験がなかった農業を始めた。2010年には農業従事者として認められ、農地も自己所有となる。更にご近所の畑を借り、規模を拡大して農家の仕事にあたっている。コメも野菜もやっており、週末農業の限界も感じていたが、2011年末に40年続けたサラリーマンを辞め、専業農家に脱皮した。農業以外には、定年世代の方々に帰農を勧める活動、子供に自然体験をさせること、農業体験を希望する方への協力などを推進していく。この辺りにご興味のある方は当BLOGにコメントなどで参加して下さい。

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