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裏磐梯の宿泊先について

1221n裏磐梯ホテル

 泊まったのは星野リゾート裏磐梯ホテルだったが、これが本当にすごいホテルで私にとっては大当たりという感じだった。興味を持って滞在中にもいろいろ調べてみた。1991~3年にかけて建設されたのだが、時代はバブルの終盤でありこの建物自体はバブルの申し子のようなものである。おそらく坪単価でいうと200万円クラスじゃないかと思う。外装には御影石、内装には大理石がふんだんに使われ、仕上げには非常に手がかかっている。また、スペースの余裕も半端ではない。客室部分の面積は半分もないようで、廊下やロビーなどは非常にゆったりしており、何に使うんだろうというスペースもとても多い。旅行に出かけるということは、ある意味非日常的な瞬間を過ごすということになるが、その舞台としては申し分がない。

1221nエントランスホール
    エントランスホールの不思議な木のファニチャー

1221nEVホール
    各階EVホールは広大、背中側にも続いている

 バス送迎プランがあること、面白い自然体験ができたこと、食事はいわゆるバイキングだけれど結構ちゃんとしたものを食べることができたことなど、色々なプラスポイントがあったけれど、どこにいてもゆったりした気持ちになる上質の空間が一番気に入ったところだ。現在はスキーシーズン本格化の前の閑散期だが、1泊目は自前のバス客が3分の2程度だろうか、50名程度の宿泊客、2泊目はクラブツーリズムのバス(40名程度か)と自前のバス客が加わり倍程度に膨らんだが、客は少なめ。風呂も常時ガラガラ状態。スタッフはそれほど多くないが、急に増やすことも困難と思われるため、客室のフル稼働はまずあり得ないと思える。バスの客に対しては24時間滞在を売り物にしているが、あえて稼働率を下げているからチェックアウトとチェックインの時間を同じにできているのだと思う。

1221n5階展望ラウンジから
    5階(最上階)の展望ラウンジからは檜原湖が一望

 宿泊料金などについては、自社サイトだけでなく旅行会社各社が取り扱っているので、興味があればすぐに見つけることは可能。価格的にはかなりリーズナブル、特に送迎バスプランは安い。ただ、プランとしては一泊のみとなっている。連泊にすることはできたが、そのまま倍となるため割安感は薄れる。それであればクラブツーリズムの2泊3日プランの方が割安である。価格やサービスの程度がこのままのレベルであれば、他の季節にもぜひ訪れたいと思う。


nekoma.jpg
 
 裏磐梯ホテルについて
 工事期間:1991~1993
 当初の発注者:(推測)福島交通あるいは系列企業
         ホテル棟325室 延4万8000㎡ 工事費推定300億円
         当時の福島交通トップと近い間組(現在は安藤ハザマ)が施工
         設計者;大高建築設計事務所

 2001年   おそらく倒産により営業停止
 2004年6月 埼玉の不動産会社「リベレステ」が取得、
         そのころ、加森観光が運営受託した模様
 2009年4月 裏磐梯猫魔ホテル事業を星野リゾートへ運営委託
 2013年7月26日より「星野リゾート 裏磐梯ホテル」としてリニューアルオープン
         現在もリベレステが所有していると思われる

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Secret

視点

前略  素敵なホテルに宿泊されたようで、羨ましい限り。ルーキーファーマー様、田植えの準備、雑草との戦い、稲刈り・乾燥・脱穀・籾摺り、ミーティングの準備、小屋の建設など、繁忙と充実の一年でしたね。心より労いの念を送りたき。さて、ホテルの「由緒来歴」を調査されていて興味深く拝読。旅行談義では、とかく風光明媚であったとか、食事の細目がこうであったとかに終始するもの。ところが、そのホテルが辿った経緯に光をあて解説している点に脱帽です。そうすることで「報道」に厚みと箔がつきます。以前、自身が発行しているチラシニュースに、新規就農・コメ作りには、土地を除いてもザックリ:1000万円はかかると解明・解説したところ、顧客の方から「なんでこんなの書いたの」と痛い反応。食品偽装をはじめ、物事の表面と裏面を同時に見ることの大切さを感じる昨今である。

Re: 視点

サラリーマン時代の仕事の中には、建物ができるまでの色々な調査というものもありました。そんな事情ですから、できた建物の調査もその延長なんです。この建物の場合は、こんなところになぜこんなものがあるんだろうという素朴な疑問から、滞在中より調べ始めました。
ところで、新規就農に1000万が必要ということだと、私はずいぶん安上がりでした。一ケタ違いましたね。
プロフィール

ルーキーファーマー

Author:ルーキーファーマー
房総半島大多喜町に山と耕作可能地が揃った素材を購入し、2009年初めから畑と田んぼを作り、半田舎暮らしとほとんど経験がなかった農業を始めた。2010年には農業従事者として認められ、農地も自己所有となる。更にご近所の畑を借り、規模を拡大して農家の仕事にあたっている。コメも野菜もやっており、週末農業の限界も感じていたが、2011年末に40年続けたサラリーマンを辞め、専業農家に脱皮した。農業以外には、定年世代の方々に帰農を勧める活動、子供に自然体験をさせること、農業体験を希望する方への協力などを推進していく。この辺りにご興味のある方は当BLOGにコメントなどで参加して下さい。

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