むしろ(筵)

 敷地内の通路には傾斜しているところがある。日が当たって霜柱が溶けると長靴を履いていても滑りそうになることがある。そんなときに便利なものがワラむしろだ。納屋から出してきて敷くと良好な滑り止めの仕掛けになる。前の出番はバインダーが田んぼに刺さったときだった。むしろをタイヤの先に敷いてみんなで引っ張り出した。
 納屋の中には、先々代さんが買ったと思われる何枚かのむしろが掛けてあり、最初は虫でも涌いてきそうで燃そうかと思ったくらいだが、この古来の道具には思わぬ効用がたくさんありそうだ。もう過去のもので新規に入手することなど無理だろうと思っていたが、調べてみるとまだ売っている専門店のサイトが見つかる。薄いもので315円/枚、特厚で840円/枚といった価格がつけられている。買えると思うと安心だが、あるヤツを大事に使うことにしよう。
 うちの場合は、コンバインなんていう高等な機械は使わず、バインダーで刈り取って天日に干すからワラは普通にあるが、今は刈り取ってその場に切り刻んで捨てるという方が普通らしいから、世の中にはワラ自体が少なくなっているようだ。しかし、中国や東南アジアから金を掛けて輸入するようなものでもない。むしろのように手間を掛けたものでも同様に感じる。なんだか売っている間にひと山買ってため込みたいという気分である。

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No title

国産のむしろはどのくらい生産されているのでしょうね?東北地方では藁は畳のために残すと聞きましたが今は外国ですかね。
今お使いのは国産でしょう。貴重品ですね。

No title

昨日見たHPのお店は国産と書いてありましたよ
中国から輸入している店もありました。
いろいろのようですね

No title

むしろはうちの小屋にも10枚ほど残っていました
もち米を乾燥させたり、乾燥させた黒豆をたたくのに敷きました
便利ですよね

そういえば、昔、むしろを作る道具(装置)を見たような
わらを残しておけば作れそうな気がします(いつか)

でも、この冬は「スガイ」と「縄」をなって来年にそなえないとね
プロフィール

ルーキーファーマー

Author:ルーキーファーマー
房総半島大多喜町に山と耕作可能地が揃った素材を購入し、2009年初めから畑と田んぼを作り、半田舎暮らしとほとんど経験がなかった農業を始めた。2010年には農業従事者として認められ、農地も自己所有となる。更にご近所の畑を借り、規模を拡大して農家の仕事にあたっている。コメも野菜もやっており、週末農業の限界も感じていたが、2011年末に40年続けたサラリーマンを辞め、専業農家に脱皮した。農業以外には、定年世代の方々に帰農を勧める活動、子供に自然体験をさせること、農業体験を希望する方への協力などを推進していく。この辺りにご興味のある方は当BLOGにコメントなどで参加して下さい。

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