障子紙

障子紙

 障子の張り替えをしていた母親とカミサンがしきりに感心していた。家に残されていた障子紙に買った日付が入っていたのである。それは先々代さんのいつもの癖のようで鍬やスコップ、長靴などあらゆる農具にも書き込まれている。値段も書かれていたりするんだが、この障子紙には「1段分だけ使った」とわざわざ書いてある。ギリギリで足りなくて1本余分に使ったのが悔しかったのだろうか、まだいっぱい残っていることを明らかにしたかったのか、そのあたりはよくわからないが、とにかくきちんとした人だったということに改めて感心していたようだ。
 ほとんどあとを継ぐように入り込んで田んぼや農業をやっているが、先々代さんに比べると私はかなりいい加減である。だが、いつも先々代さんのことは頭の中にあって、道具をきれいにして片付けたり、捨てずに再利用したり、典型的な資源消費型人間はかなり変化しているのは事実である。

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No title

道具を大事に使っておられたのがよく分かります
そういうことは見習いたいと思うのですが。

私も小さい頃よく言われました
鍬やスコップを使ったあとはきれいに洗っておけって
(使ったらその場にそのまま置いておく人もいるようですが
 あれは、さびたら買えばいいという発想なんでしょうね)

No title

農家の方で特に戦争体験者の方は道具に対する愛着は強いと思います。 購入した年月日を記入する人はよくいます。

No title

以前は同じものをいくつも買って
どこにでも置いておくというようなことをやっていました。
どこに行ってもある、忘れてもなくしても大丈夫。
典型的なものは傘、筆記用具、パソコンもそれに近かった。
どうもそういう時代ではなくなった。
プロフィール

ルーキーファーマー

Author:ルーキーファーマー
房総半島大多喜町に山と耕作可能地が揃った素材を購入し、2009年初めから畑と田んぼを作り、半田舎暮らしとほとんど経験がなかった農業を始めた。2010年には農業従事者として認められ、農地も自己所有となる。更にご近所の畑を借り、規模を拡大して農家の仕事にあたっている。コメも野菜もやっており、週末農業の限界も感じていたが、2011年末に40年続けたサラリーマンを辞め、専業農家に脱皮した。農業以外には、定年世代の方々に帰農を勧める活動、子供に自然体験をさせること、農業体験を希望する方への協力などを推進していく。この辺りにご興味のある方は当BLOGにコメントなどで参加して下さい。

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